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読書日記_「いたいっ!」がうんだ大発明

『いたいっ!がうんだ大発明 ばんそうこうたんじょうものがたり(文:バリー・ウィッテンシュタイン)』2018年

人を思う気持ちが大発明をうみました。
人を思いやることは、とても大切だと考え、選手育成でも子育てでも常に意識的に教育しています。

人を思いやるとはどういうことか。
他者にやさしく。
人の気持ちに寄り添う。

私たちがケアや治療をする際、そのケガだけを見るのではなく、その先にも目を向けて処置をします。
ココロの悩みもあれば、生活への不安もあります。
それらの相談も聞いて、励ましながら改善を目指していくわけです。

競技を頑張る子供も、仲間が悩んでいれば手を貸し、仲間から勇気をもらい、互いに助け合い、高め合います。
そのためには、手を差し伸べる自分自身が、常に高め続けていなければ、それはできません。

発明の多くは、生活で困っているものを改善する過程で生まれたり、好奇心の追求によって生まれますね。

他者を思う優しい気持ちは、大きなエネルギーに変わります。
目の前ではなく、さらにその先にあるもの。
この絵本を読んで、そのことを改めて感じる事ができました。

ご清聴ありがとうございました。


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