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ミドルエイジの身体管理術_ミドルエイジは運動前にウォームアップすべし!

5月から【ミドルエイジの身体管理について】をシリーズで書いていきます。

私が運営するコンディショニングスタジオには、40~50歳代の方も多くお越しいただきます。
相談内容も『年齢に合わせた健康管理について』が多いですね。

そして私自身も今年で43歳。
運動指導では、私も同じトレーニングを行います。
特に子供たちへの指導では、【見て真似る】も大切にしているので、私自身も準備が必要となります。

そんなミドルエイジに入った私がどんな準備(トレーニング)を行っているのか。
20代の頃と同じ?
それとも??

そんな話も交えながら、私の考える【ミドルエイジの身体管理術】を書いていこうと思います。

ミドルエイジの身体管理術

まず第一回目の今回は、

【ミドルエイジは身体を温めてから運動するべし!】

運動をこれから始めようと考えている方、運動を始めたけど長続きしない方など、運動ビギナーさんに向けて書きたいと思います。

長くなりますが、よろしければお付き合い下さい。

運動不足が気になり始めるミドルエイジ。
ポッコリおなかが気になるミドルエイジ。
年齢感が肌や髪に出始めるミドルエイジ。

歳とるって嫌だなー。
体力無くなるの怖いな。
最近体型が気になる。
気が乗らないけど運動でもはじめようかな。
でも、何やろう。
そんな方に向けたお話。
もちろん運動習慣がある方もOK!一度お試しください。

どうせやるなら、成果が出ないと寂しいのがミドルエイジ。
今回は、私の考える【成果の出るコツ】を書きます。

みなさんは、運動をする前にどんな準備をしていますか?
特に何もせずに運動をスタートされる方は多いですよね。
その気持ち分かります。
面倒だったり、時間なかったり、何やっていいか分からなかったり。

でも『ちょっとしたコツ』を活用するだけで効果が上がるならどうですか?

今回は『身体を温めてから運動すると効果が上がるよ』というお話。

つまりウォームアップです。

ミドルエイジは運動前のウォームアップを

私たちの身体は細胞の集合体
その数は数十兆個にも及ぶと言われます。
私たちが元気に生活ができているのは、細胞たちがしっかり働いてくれているおかげ。

日々を元気に過ごしたい!
カッコいい肉体を手に入れたい!
疲れにくい身体に変えたい!

だったら細胞にやさしくなりましょう笑。
細胞に愛情を!
運動は細胞を元気にする手法の1つです。
(但し、やり方を誤ると逆効果になる事も)

ウォームアップで得られる生理反応は

身体を温めてから運動すると、どんな生理反応が得られるのか。
結論から言うと、

『運動前に熱ストレス刺激(ウォームアップ)を与えると、細胞のストレス耐性が高まり、遅発性筋肉痛を抑制できるのと、結合組織の柔軟性が上がり、筋出力が向上する』

です。
詳しく書くと、


  • 運動前に筋温を上げて熱ショックタンパク質を増加させておくと、細胞のストレス耐性が高まり、遅発性筋肉痛等を抑制できる。(=筋肉痛が抑えられるよ!

  • 筋温を上げると、筋肉に運ばれてきた酸化ヘモグロビンから酸素を離開しやすくなるので、筋への酸素供給を促進できる。(=有酸素運動の効果があがるよ!

  • 筋温を上げてから運動すると、筋肉内での酵素活性が促進できるので、エネルギー産生が向上する。(=動きやすく、軽やかに運動がでいるよ!

  • 筋温を上げることで、結合組織の柔軟性が高まり、抵抗が減少されるので、筋出力が向上する。(=柔軟性も高まるし、しなやかな身体づくりができるよ!

  • 神経系の反応速度が向上するので、筋群の協調性が向上する(=素早く身身体を動かすことができるよ!


このような変化が期待できます。
つまり、身体を温めてから運動すると、

身体が動かしやすくなり、筋肉痛を抑制でき、障害の予防に効果がある。
そして、運動効果も抜群に得られる。

それなら、

『ウォームアップやらない選択はない!』

ですよね。

ウォームアップをせずに運動を開始してしまうと、筋温が上がった頃に運動終了ということも。
いやぁー、もったいない!

私は日常で60分くらいの運動を習慣にしています。
ランニングしたり、身体機能を高める運動をしたり。
そんな私は、だいたい15分くらいのウォームアップを行います。
ストレッチから始まり、姿勢を整え、全身運動で身体を温めていきます。
メインの運動に入る頃は、身体が少し温かくなっている状態。
ウォームアップも運動の内なので、積極的に取り組みます。
マッサージガンやテニスボールを使うこともあります。

今回はここまで。
今回は、ウォームアップやった方が効果上がるよというお話を書きました。
次回は、私がおすすめしているウォームアップの内容についてを書きたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。


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