見出し画像

夏休みの宿題のお手伝い『一日どれくらい働いていますか?』

今日も生徒の夏休みの宿題のお手伝いのお手伝い。
職業調べ。

トレーナーは一日どれくらい働いていますか?

難しい質問です 笑

人それそれであることは前置きします。
僕は、個人事業主です。
トレーナーにも、様々な働き方があって、プロチーム専属のトレーナーと、個人契約するパーソナルトレーナーでも違うし、担当競技でも異なります。
僕の通常の活動だと、08時にスタジオに入って22時前に退社するので、14時間労働?

合宿や試合になれば、ほぼ20時間対応になることもあります。
僕がサポートするフィギュアスケートの試合は、朝が早いので、04時起きでホテルを出発して、選手が優勝したり、ドーピングコントロール対象になると、ホテルに帰ってくるのが日をまたぐことも。

えーーー!トレーナーってそんな辛い仕事なの。。。と思うかもしれませんが、ここまで書いてきた様々なことにもあるように、仕事を『損得で考える』なら、辞めておいたほうがいいでしょう。

選手やコーチングスタッフとの信頼、仕事を通じた喜び、この仕事を選んだきっかけなどを総合して考えたら『人生を掛けてやりがいのある』仕事だと思います。

僕自身、将来の夢をオリンピック選手のトレーナーになることと掲げて活動してきました。アテネ五輪でその夢を叶えてもらいました
本番で戦うのは選手です。
トレーナーは、それまでにできる最大のサポートをするのが仕事だと思っています。
最大のサポートをするためには、己を高めていなければならないわけですから、トレーナーも今できることを精一杯頑張るしかないのかなと思います。

だから、もしこの仕事を目指す学生に一言いうなら、

未来を夢みて、目の前のことは逃げずにやり抜く習慣を身につけよう!

です。
これは、僕が指導する子供たちにも共有している話です。
日々の練習、勉強、日々の生活など『困難だったり面倒を感じたり』することをできるだけ率先するように。

今日もご清聴ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?