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夏休みを経て思うこと【子育て編】

今日も元気におはようございます!

緊急事態宣言下での夏休み延長を経て、娘の小学校も2学期がスタートしました。
7月12日からの2カ月以上続く緊急事態宣言。
私たちが幼少期に経験してきた従来の夏休みの過ごし方はここにはありません。
昨年に引き続き、新しい過ごし方の模索が続きます。

オリンピック・パラリンピック観戦の夢

毎年の子育てのテーマにしている【体験教育】は、今年は何と言っても自国開催のオリンピック・パラリンピック観戦でした。
しかも居住地域での試合が多数あるという環境は、なかなか経験できるものではありません。

タラレバの話を。。。

実は、オリンピック1、パラリンピック5のチケットが当選していました。
しかも、パラリンピックは、パラバドミントンでメダルラッシュだった日、パラバスケ男子決勝、陸上幅跳び決勝のあった日などのチケット。
テレビ観戦しながら『まじかーーー!この試合行けたのになー!』って家族で笑いながら応援していました。
仕方ないよね。
親子で楽しみにしていたオリパラ観戦は中止。
娘の通う学校での学校連携観戦も中止。
『夏休みはおうちでテレビ応援だ!』に切り替わりました。

切り替えようぜ!

何事も切り替えが大切。
とにかくたくさんの試合を観よう!そしてアスリートを知ろう!
ということで、Twitterにも観戦記録を残したりしながら、見れる限りの試合をテレビとインターネットで観戦しました。

特にパラリンピックへの興味があったので、なかなか観ることのなかった競技も応援することができました。

ゴールボール、5人制サッカー、車いすバスケットボール、ボッチャ、パラカヌーなど

いやぁー、おもしろい競技がたくさんありますね。
家族の会話も【東京オリンピック・パラリンピック】をたくさんしました。
『ゴールボールの結果どうだった!?』
『パラバスケどっちかった?』
こんな感じで、子供も子供なりに興味も沸いたようだし、パラアスリートの抱える様々な事にも関心があった様子。

それでいい!それがいい!

オリンピックアスリートをはじめ、様々な競技者をサポートしていて思うことは、『観る人や関わりを持つ人が、何かを感じてくれたらいいな、何かの勇気になったら最高だな』ということ。
以前、オーケストラで演奏する方の話を聞いたことがあります。
『演奏中、(お客さんで)寝てる人を見ると不快を感じますか?』
という質問に、
『安眠を与えられたことに幸せを感じます
と。
僕らは、どうしても【そうであって欲しい】を考えてしまいます。
この場合で言うと、数万円のチケットを払って聴きに来るんだから起きていて当たり前。寝るなんて失礼極まりない。

でも違うんですね。

そうあって欲しいというそれは、その人が抱く価値観や感情であって、皆がそうとは限らないし、その抱いた感情が多数派である必要はない。
そんなことを議論することは、発展的でない上に、寂しいことだということでしょう。
だから、安眠を提供できたことは、演奏者の幸福にも変わる。
無関心が一番つらいということも聞いた事があります。

なので、今回のオリパラを観戦した子供たちも、『なんか感じるものがそれぞれにあったらいい』と思っています。それは大人も同じ。

子供に対して『試合観て感動したでしょ!』なんて聞いてはダメですね。
感動しないとダメだ!みたいな牽引は、教育ではないと考えます。
感動した側からすると、どうしても共有したくなっちゃいますけどね 笑

10年後か20年後か。
2020年だけど2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックを振り返って、子供と、当時に抱いた感情や様々な思い出を聞ける日が来ることも1つの楽しみです。

そんなこんなで、今年の夏休みは、オリンピック・パラリンピックを通じて、『最高に充実する楽しい期間だったなー!』と振り返る今日この頃でした。

今日もご清聴ありがとうございました。



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