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パロアルト、近日中にイスラエルのディグ・セキュリティ社買収を3億〜4億ドルで発表か ー 先月Calcalistによって明らかにされたパロアルトとイスラエル企業との交渉は、イスラエルとハマスの戦争勃発にもかかわらず続けられている

イスラエルのサイバーセキュリティ企業の買収に関する記事です。現地は従業員の平均10-15%以上が予備役に行っている状況にも関わらず、平時と同様の業務を運営することが、テロへの抵抗、テロを受け入れないことであるとし、“Israeli tech delivers, NO MATTER WHAT”というスローガンもよく目にします。以下、記事をご参考ください。


米サイバー大手パロアルトネットワークスが、イスラエルのサイバーセキュリティ企業ディグ・セキュリティの買収を数日中に発表することが、カルカリストの取材でわかった。

先月Calcalistによって明らかにされたパロアルトとイスラエル企業との交渉は、イスラエルとハマスの戦争勃発にもかかわらず続けられており、総額3億ドルから4億ドルと推定される買収完了に関する公式発表は数日中に行われる予定である。

カルカリストは先月、パロアルトがクラウド・データ・セキュリティ・ソリューションを開発するディグ・セキュリティ社の買収に向けて協議中であることを明らかにした。この新興企業は2022年9月に3,400万ドルのシリーズA投資を獲得している。このラウンドは、サンフランシスコを拠点とするベンチャーキャピタル、シグナルファイアが主導し、フェリシス・ベンチャーズ、オクタ・ベンチャーズ、チーム8が参加した。DigのシリーズAによる資金調達総額は、2021年10月のシード・ラウンドから1年足らずで4,500万ドルに達した。Digのシード・ラウンドには、Falcon Fundを通じてCrowdStrike、Merlin VenturesとともにCyberArkが参加している。

Digは、ダン・ベンジャミン、イド・アズラン、ガド・アクカによって2021年に設立された。3人のベテラン起業家は、過去に大企業に買収された会社を設立し、成功を収めている。彼らはまた、グーグルやマイクロソフトを含むハイテク大手企業でも経験を積んだ。

2005年にイスラエル人のニル・ズックが設立したパロアルトは、時価総額で世界最大のサイバー企業である。

同社はイスラエルの開発センターで約1,000人を雇用しており、当初は複数の新興企業を買収して設立された。パロアルトは直近では2022年11月にCider Securityを3億ドルで買収しており、それ以前にも2021年2月にBridgecrew Technologiesを1億5600万ドル、2012年にCyberaを2億ドル、2017年にLightCyberを1億500万ドル、2018年にSecdoを1億ドルで買収するなど、イスラエルの新興企業7社を買収していた。2019年にはTwitslockを4億1000万ドル、PureSecをおよそ1億ドル、Demistoを5億ドルで買収している。

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