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【事例紹介】VRを活用して野球能力を向上させるには⁉(北海道栗山高等学校)パート④実践試合・振り返り編

株式会社ZENSHIN CONNECT(以下:ZENSHIN CONNECT)と新しいトレーニング、指導手法について検証していく協働プロジェクトを12月から北海道栗山高等学校女子硬式野球部(以下:栗山高校)と一緒に行いました。

本検証では、時期に応じて下記3点の検証目標を設定するとともに、実践的なトレーニング機会の確保を目指しています。

■検証目標
・選手自身が課題を発見する機会を創出できること
・選手自身で課題を改善する機会を創出できること
課題克服の練習ツールとして支援ができること

■検証計画
・第一回測定:12/5 (課題特定)
・第二回測定:1/26 (成長過程) 
・第三回測定:3/14 (検証報告)
最終結果報告:全国大会結果報告(実践試合)NEW!


第三回おさらい

■検証結果として、以下の成果が得られました:

  1. 「V-BALLER」を使用することで、選手&チームの課題(タイミングを合わせる力・選球眼)が明らかになりました

  2. 「V-BALLER」を活用し、定期的な試験を行った結果、選手の練習取組意識が向上しました。また、指導者においても定量的なデータに基づき、選手の課題に対して効果的に指導できる環境が整いました

  3. 「V-BALLER」の多角的な機能を活用することで、選手およびチームの課題が改善され、選手たちがより成長できる環境の支援を行えました。

選手たちが「V-BALLER」を使用し、練習に取り組むことで数値的な成長が見られ、課題が克服されることが示されました。
第三回記事はこちらから

全国大会結果報告

検証後、栗山高校は「第25回記念 全国高等学校女子硬式野球選抜大会 presented by POCARI SWEAT」の全国大会に出場しました。
(大会開催期間:2024/3/21(木)〜2024/4/7(日))
栗山高校の試合成績はこちら:2試合 1勝1敗(大会情報ソース
そして今回「V-BALLER」を体験してくれた検証選手の結果は以下の通りです。
検証の選手たちは高いOPSそして打率を残してくれました!

検証選手A、B、Cの二試合の成績
選手Dは出場機会なし

今回の検証では「V-BALLER」を練習ツールとして活用し、選手の成長を確認することを目的としていました。
栗山高校の選手には3ヶ月間、「V-BALLER」を使用して多角的な練習に取り組んでもらいました。
結果として、「V-BALLER」を体験してくれた検証選手を中心に選手全員が活躍してくれたこと本当に誇らしいです。
選手15名が一丸となり全国大会に挑む姿は本当に輝いていました!
栗山高校の皆様お疲れ様でした!さらなら活躍を期待しています。

選手たちの「V-BALLER」振り返り

検証期間後、選手たちに「V-BALLER」についての振り返りをしてもらいました。
選手たちの感想をご紹介します。


〇V-BALLERを使ってみた感想を教えてください。
 ・自分の課題が明確にわかった。
 ・自分が普段の練習を通して気づけない球の判断や苦手な球のコースなどをV-BALLERで発見することができた。
 ・自分の苦手なゾーンを普段と違う形で見つけることができた。
 ・ピッチャーとの距離感や投げてくるボールが試合感覚に近く、とても良い練習になると思った。

〇V-BALLERを使ってみて一番成長を感じた部分を教えてください。
 ・練習への取組意識が変わったこと。
 ・ピッチャーの動きを見て早めに準備ができるようになったこと。
 ・タイミングの取り方が改善されたこと。
 ・速い球や、変化球でのタイミング、間を取れるようになったこと。

〇V-BALLERでの練習中に一番何を意識して取り組んだかを教えてください。
 ・打席でのスイング、まっすぐとカーブのタイミングのとり方。
 ・タイミングの取り方を意識した。
 ・ボールがどこにくるか予測して、予想した場所にしっかりバットを出せるか意識した。
 ・タイミングを合わせて、強いスイングをすることを意識して取り組んだ。

〇ご自身の練習で一番使ったV-BALLERの機能を教えてください。
 ・フリーバッティングモード

〇フリーバッティングモードの感想を教えてください。
 ・このモードを使うことによって、今の自分のスイングの課題を明確に理解することができた。
 ・自分がどのような角度でスイングしていて、打球の軌道がわかるのが良かった。
 ・投手が変わった時のタイミングの取り方が難しかった。

〇ストライクボール見極めモードの感想を教えてください。
 ・この練習をやればやるほど選球眼がよくなるのを実感した。
 ・自分がどのくらいの位置で判断しているかを具体的な数字で表されていて良かった。
 ・ストライク、ボールの見極めががうまくできてると気づくことができた。
 ・ストライク、ボールの見極めの判断が早く、ストライク、ボールの判断を間違えていたことが分かった。

〇コース見極めモードの感想を教えてください。
 ・自分の感覚と実際のボールがどのくらいずれているのかを、ボールが何個分かで具体的に表されていて分かりやすかった。
 ・実際のボールと自分が思ってるコースと全く違った。
 ・低めのボールの見極めが苦手ということが分かった。特にアウトコースの時、実際に投げられた所と自分が思った高さが全然違うことに気づいた。目線をずらさないようにして正確にボールの位置を把握できるようにしたいと思った。

最後に

結果的に「V-BALLER」経験選手を中心に全国大会の試合でも活躍してくれました。
我々としては、選手たちが「V-BALLER」を使って成長してくれたことが何よりも嬉しいです!

本検証期間では、「V-BALLER」を練習ツールとして活用することで実戦でもポジティブな結果を得ることができました。

以上、VRを活用して野球能力を向上させるには⁉(北海道栗山高等学校)パート④実践試合・振り返り編に関してのご報告でした!
4回に渡り記事を読んでいただき、本当にありがとうございました。

この検証を通じて、栗山高校の選手の皆さんの成長を支えらたこと、本当に光栄に思っています。
ここまで、読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございます!
それではまた、次の記事でお会いしましょう!!
今回の記事を読んで過去の検証記事が気になった方はこちらからご確認ください。 
 ・第一回記事はこちら
 ・第二回記事はこちら
 ・第三回記事はこちら


今後もV-BALLERに関する情報をnoteで発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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