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英語の先生と母の二足草鞋

私は大学を卒業してからこれまでの22年、ずっと英語の先生として生きている。

そして母としても21年目に突入する。

英語の先生とは言っても、所謂学校の教員となったのは、大学卒業後の1年と、離婚後の2年間のみ。

長女が生まれてからは、自宅で英語教室を営んでいたし、3番目が5歳になったときは町のALTとして7年間勤務していた。

離婚後は中学校の教員、そして専門学校の先生を経験し、今に至る。


英語の先生としての自分には、かなりの自信がある。
努力も人一倍してきた自負があるし、
英語力も常に勉強し、上を目指してきた。

それは、教壇に立つプライドがあるし、私に教えられる生徒たちへの責任もあると思っているからだ。


でも一方で、母としての自分には、めっぽう自信がない。。

努力や勉強が当てはまらない育児。
悩むことばかりだった気がするし、振り返ると後悔も本当に多い。

特に離婚してからは、1人で養う事へのプレッシャーで、本当に肩に力が入っていたから、子どもたちにもそれは伝わっていたように思う。

でも、子どもたちはきちんと反抗期を経て、大人になった。
きっと私は思うことはたくさんあれど、友達にも恵まれ、自分の道を進み、夢を追っている。


自分の子育てがこれでよかったんだと思うことはきっとこの先もないかもしれないけれど、

夢を現実へと変える背中、努力する意味、
そして前に進む勇気は、私だから見せられたものなのかな、と。
だいぶ甘めに少し自分を慰めたりする笑


同じように夢と子育てで悩んでいる若い人もきっとたくさんいると思うし、
そんな人に言えることは、自分の軸を持っていれば、子どもたちにはちゃんと伝わる。だから心配ないよ。と言葉をかけたい。


子どもたちが大人になったいま、人生に迷ったときにかけられる言葉は、確実に増えたんじゃないかなと思っている。

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