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管理栄養士に就職が決まった先輩の話②

今回は、管理栄養士として、都立病院で働くことが内定した大学4年生の加藤さんの、大学生活についてお話します。
管理栄養士に興味がある方はもちろん、そうでない方も「大学ってこんなこと勉強できるんだ」とイメージができると思います(^^)

大学4年生 加藤さん

昭和女子大学 食健康科学部管理栄養学科の大学生活

1年~4年でそれぞれどんな勉強をしたのか、話をききました!

《1年生》 

生物基礎・化学基礎をはじめとする、基礎・教養科目を中心に、基礎力を高める学習をしました。
高校生のときに、理科の勉強をしっかりしておいてよかった…と思いました!

《2年生》

コロナ禍で、オンライン授業が始まりましたが、実習は大学まで行って対面で行いました。
実習は、化学実験・生物実験が多かったです! 食品のPhを測ったり、 血糖値を測ったり、菌の培養をしながら衛生関係の勉強をしたりしました。

《3年生》 

実習が多かったです。
◆保健所実習では、栄養指導を見たり、栄養イベントなどを行いました。
3歳児検診の栄養指導をしたり、「野菜を好きになろう」をテーマに子どもたちと野菜祭り(折り紙で作った野菜で遊ぶ)を行ったりしてとても楽しかったです(^^)
◆病院実習では、コロナ禍だったので病棟を回って患者さんとコミュニケーションをとることはできなかったのですが、事務や調理の実習をさせてもらいました。病院で働く現場の方から、生の体験を聴けてとても勉強になり楽しかったです!

《4年生》

就職活動、国家試験の勉強、卒業研究が中心です。
就職活動では、大学に来た求人に履歴書を出し、試験と小論文がありました。それに通ると、面接試験です。
都立病院の管理栄養士は、食札(患者さんごとのアレルギー食材などの記載など)を作ること、患者さんが食べられないものがあったら違う食材に変えられるかを医師や看護師と相談して決めること、全体や一人ひとりへの栄養指導などだそうです。

昭和女子大学に入学して、良かったと思いますか?

はい!大学に入り、世界が広がったと思います。
文化研究講座というものがあって、大学の人見記念講堂に、太鼓・劇団四季・落語家・オーケストラなどが来てくれて、それを鑑賞してレポートを書きました。普段触れない文化に触れることができて、とても楽しかったです(^^)
プロジェクトが多いのも特徴だと思います!
私は、「宇宙プロジェクト」に参加しました!企業とコラボして、「宇宙にも持っていける食品」をテーマに食品開発をしました。
健康増進プロジェクトで、世田谷線沿いでおいしい食べ物を提供しよう…など、食品や栄養、健康に関するいろいろなプロジェクトがあります。 

先生とフランクにコミュニケーション取れるし、わからないことはすぐに聞けるので、とても勉強しやすかったです。
夏休みに補講してくれる先生もいました。

自分は、走るのが好きで、今も時々走るようにしています。
大学の先生からは「とにかく歩きなさい」と言われています。(管理栄養士が、体形が悪いと指導にならないからだそうです)
やせすぎ・太りすぎはNG「標準体重を目指す」「体形だけはちゃんとするように!」と指導されているので、大学で移動するときも、皆、できるだけ歩いて行動しています。
万歩計を渡されてたくさん歩くよう心掛けたり、体脂肪率・血糖値をはかったりして健康にはとても気を遣っています。

芸能人のご子息が大学敷地内の幼稚園やインターナショナルスクールに通っているので時々芸能人の方を見かけることができるのも、自分は嬉しいです(笑)

今は

今は、卒論に向けての研究や、国家試験のための勉強を頑張っています。
これから、模試が6回あり、毎回 合格点にいかないと再テストになるので、頑張らないといけないです(^^;)
小学生、中学生の時には勉強が嫌いで、自発的に勉強できなかった自分が、今、自分から勉強できているのは、塾で勉強の仕方と習慣を身に着けることができたからだと思います!本当に感謝しています(^^)

最後に・・・

勉強には、本当に「マインド」が大事だと思います。
家族や塾の先生、友だちの励ましがなかったら、小学校のときからここまで頑張れていなかったと思います。
俊英館じゃなかったら伸びていなかったと思うので感謝しています…!


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