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これが鬱なのか?


両立できない

ここ最近、親の介護と仕事の両立が上手く行かない。
そんな状態がここ数ヶ月続いていることは自覚していた。
そんな状態で先日、仕事中何かが切れたように貯めていた気持ちが溢れ出てしまった。
直後に反省したが、そんな状態になった自分自身に驚いた。
GW明け仕事に行くのが、怖くなってしまい昨日も休んでしまった。

介護の負荷

介護自体は2019年頃から徐々に始まったんだけど、かれこれ5年目。
負荷は年々増すばかり。
いつの間にか僕のキャパをオーバしていたんだと思う。
影響が表出して僕自身もやっと気づいたのが正直なところだ。

「受診をおすすめします。」

僕は鬱になんかならないタイプだと勝手に思っていたんだけど、ネットで調べたセルフチェックをやってみると結果は「受診をおすすめします」と診断されてしまった。

もしかして?

「もしかして鬱状態なのか?」
でも逆に病院を受診して鬱ではないと診断された場合、今の自分の状態と言うのは何なんだろう?
男性更年期障害やミッドライフ・クライシスも疑っている。

何か解決する?

仮に鬱だと診断されても何が解決するんだろう?
不安しかない。
確かに仕事の予定等を以前のように進めることが困難になっていた。
そのことはうすうす自覚していた。

自分を追い詰める

ただ今思うのは自分で自分を追い詰めていたんじゃないかとも思う。
親の介護は妹と協力して行っているとはいえ、妹は嫁いだ身なので極力自分が引き受けた方がいいという考え、自分が若い頃両親にはいろいろと心配をかけていたという思い、自分は鬱にはならないであろうという楽観的な思い込み。

職場の理解が得られないという思い

仕事場で当時の介護の状況から介護休業を取得するかもしれないと漏らした時、「それでどうなるの?」と言われたことは今思えば少なからず自分を追い込んだのかもしれない。
「職場の無理解」というフレーズが思い浮かんだ。

問題ないと装う

プライベートでは、妹、奥さんには何とかやっていることを装うことを無意識にしていたと思う。
それと仕事への影響が一番大きかったのが、介護以外のことを考えることが出来なくなっていたこと。

仕事のことを考えられない

正確にいうと介護以外のことの優先度が極端に低くなってしまったことにより仕事も疎かになっていったように思う。
なんとか上手くできるという甘い見立てもあったのかもしれない。
そんな状況を自身で身をもって体験していながらそれに対処することを考えることができなかった。
そう、考えることができないのがこの状態で一番始末が悪い。

魅力的に見えるから怖い

セルフチェックで自殺についての項目があったが、確かに「死」がとても魅力的に感じる瞬間があった。
「いいな」と思ってしまう自分に驚いた時があった。
また、親に死を乞われたら抗える自信がなかった。
だけど、それを思いとどまらせたのは他でもない親の存在であり、妹、奥さんの存在だった。
僕が居なくなった時の妹への負担を考えるとそんな思いをとどまらせた。

受診することにした

今日初めて心療内科を受診しようと思い予約を入れた。
受診して何が変わるんだろう?
分かんないけど受けてみよう。

細かいことだけど

親の介護を初めてからスマホの着信をすぐに気づけるようにバイブから音に変更した。
これが地味に精神的プレッシャーがかかっていたと思う。
コール音や通知音がすると何事かと心理的に圧がかかる。
仕事の会議中もでるべきか否か葛藤がある。
この記事を書いている今バイブにしている。

介護とは、自分の首に巻いた縄を自分で締めているようだ

そんな風に一時期考えていた。
今も全否定はできない。
そんな風な考え方だから今の状況を招いたような気がする。
いよいよ今のやり方では手詰まりなんだろう。
僕の今の状況は典型的なケースなのかもと思う。
どこかの誰かに共感してもらえれば、僕のこの思いも少しは救われるかも

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