お嬢が1日に相手する人数×相手した男性が欲望のお店に行った回数、病気になる確率が天文学的な数字に
欲望のお店に行ってから、1か月が経過した。
その間、おとなしくしていた。
下半身には何も起こっていない。
ひとまず、ホッとした。
しかし、今回、わかったことがひとつだけある。
一度の過ちで、すべてを失ってしまうかもしれないということだ。
もし、下半身の病気になったことが妻にバレたら、一発アウトだ。
どんな展開になるかも想像もできない。
改めて考えると恐ろしかった。
お嬢が1日にお相手する人数、さらにお相手した男性がさらに欲望のお店に行く回数。
それぞれを掛け算すると、下半身の病気になる確率が飛躍的アップすることは、普通に考えればわかる。
でも、世の男は欲望に負けて、行ってしまうのだ。
その話を悪友に話したら、アッサリこう言われた。
「パパ活、やってみればいいじゃん。相手は素人だよ」
パパ活……想像したこともなかった。
ふと、長女の顔が浮かぶ。
いかん、いかん、自分はリアルなパパだ。
3日間くらい葛藤した。
悪友からLINEがくる。
「会うだけならいいじゃん」
確かに、会うだけなら、“不貞行為”にならないか。
風俗の番号発覚事件の時、不貞行為については散々、調べた。
パパ活 アプリ、と検索してみた。
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