美容師の性被害①　～バカとハサミは使いよう～

さっそくなんですけれども、

題名詐欺かもしれませんが。

性被害、と申しましょうか、

性的な出来事がありましたよ、ぐらいの気持ちでご覧いただければと思います。

そして①とさせていただいたのは、今思い出すと、

アレは性的なことをされていたのでは？と思うことが、

ひとつではなかったので、これからもお話しさせていただこうと思い、

①としました。

さてさて、今日は　アシスタントの頃の話です。

もう20年以上前の話です(遠い目)

とある男性のお客様(40代くらい)の　シャンプーを担当させていただいたときのこと。

首のところを洗うときに、美容師側がお客様の頭を支えて、

シャワーヘッドを首に沿わせて左右にお流しするのですが。

そのお客様の頭を支えるときに、　

私の胸元にお客様が顔を近づけ過ぎてきまして、

危うく　当たりそうになったことがありました。

最初は、偶然かな？、私のシャンプーの仕方が不安定で、お客様に力を入れさせてしまったかな？なんて思い、

この出来事を先輩のアシスタントのリーダー(男性)に話し、

「よし、今度いらっしゃったときにそのお客様のシャンプーは俺がやるよ」

という展開になり、

次回そのお客様がいらっしゃったときに、リーダーがシャンプーをしました。

すると「特になんでもなかったよ」とのこと。

あぁ、やっぱり私のシャンプーが下手だったということか、

と、落ち込みそうになったとき、

「実は…」と、後輩アシスタント(女性)が、

「私もです。」と、私と同じ体験を話してくれ、

顔を見合わせて、ぞーーーーっとしました。

女性スタッフのときにだけ、胸元に顔を近づけているんだ。。。

このことがはっきりとわかってから、

アシスタントリーダーがシャンプーをすることに。

実際　胸には当たっていないので、実害は出ていないのですが、

未遂だったとしても、怖い思いをしたことには変わりません。

今の歳になれば、その怖い思いも　当時よりは感じませんが、

当時はそのお客様がいらっしゃったというだけで、ブルブルしました。

こういう類いのものは、

お客様のお側で施術をさせていただく職業あるあるかもしれませんね。

こんなこともあるんだ、気を付けなければ、と勉強になった出来事でした。