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映画 「ミステリという勿れ」 感想

今更ながら、映画「ミステリという勿れ」を観てきました。

夕方に行ったのですが、公開後2ヶ月経っていることもあり(?)、なんと私だけでスクリーン貸切状態でした。1300円で映画館一部屋を独り占めという優越感にひたりながら、リラックスして観れる映画は最高でした!

ここから感想です。

普段ミステリー系は観ないのですが、本作は、段階的に謎が解き明かされていくため初心者でもわかりやすく、自身でも考察しながら楽しんでみることができました。
謎解きがかなり丁寧に進んでいくので、視聴者が置いてけぼりになりにくいのは良いですね!

ストーリーは、家系にまつわる伝承が発端の殺人事件で、ユニークで面白かったです。

ただ個人的に映画で印象に残ったのは、要所要所で出てくる久能(菅田)くんの世間の常識に対する見解です。

中でも、「家事は女性がやるべき、女性は〇〇がすき、女性の幸せは〇〇」といった価値観は男性が定義したんじゃないか。という考察が刺さりました。

確かに、女性に比べて男性には、こういったルールらしきものや固定化された価値観が少なく、昔の男性が都合よく女性を定義したのかなと共感させられました。

世の中の常識に対して疑問を持ち、自分なりの解釈を考えられる思考力が欲しいなと感じました。

今後、原作やドラマも読んでいこうと思いました。


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