竜門冬二『上杉鷹山の経営学』♯7

【230303】
▶︎評価★★★★☆
割と良い本だった。短時間で読めて内容も参考になる。所謂、コスパ最強本かもしれない。これはぜひ、市長や知事、国のお偉いさんに読んでいただきたい本である。


▶︎佐藤文四郎
▶︎要は「仁を大切に」のような儒教的教えのようだ。
◉理念・目的のせってい、限界の認識、障害の確認、可能性の追求
→そのために、①情報の共有②全藩士参加が必要(p79)
◉とにかく鷹山は、米沢の風土に適したものは最大限に活用し、また不足するものも自給自足の方針を立てていったのである。(p128)
→▶︎これは他分野にわたる知識がベースになっており、現代で求められる多視点の観点が重視されているように思う。自分も専門分野に固執せず、多岐にわたる知識を組み合わせて、価値のあるものを創り出したい。▶︎本書を読んでいると改革してみたくなる。
◉してみせて、言って聞かせて、させてみる(p129)
◉生き甲斐の再発見(139)
◉顧客こそ主人であって、企業員はこの顧客に奉仕するものである。なぜならば、企業員の生活費は、顧客から与えられるものなからである。(p204)

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