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人の気持ちを理解できないことを理解するのが第1歩(自閉症スペクトラム・HSP・ギフテッド)

こんにちは~ HSPやギフテッドは一般に共感能力が高いと言われているのに、人の気持ちが分からない自閉症スペクトラムと一緒くたに「人の気持ちを理解できないことを理解するのが第1歩」という不思議なタイトルをつけました。今回はこのテーマで書いていきたいと思います。


サリー・アン課題が分からない自閉症スペクトラム

人から見える世界が想像できない
自閉症スペクトラムの人を
象徴するサリー・アン課題

こんな簡単な問題が
解けないというのが衝撃でした

これは見下しているのではなく

こうしたハンディを
先天的に抱えている人がいることを

自分が理解していなかったことに
衝撃を受けたのです

「人の気持ちを想像しよう」
なんてアドバイスは

視覚障碍者に文字を読めというのと
同じレベルの
的外れで相手を苦しめることだと
思ったのです

ただこの課題の意義というのは
自閉症スペクトラムの人が
自分が人の気持ちが分からないことを
自覚できるということです

合理的配慮を求めやすくなりますね

「自分は人の気持ちが分からないという
 ハンディを持っています」

に加えて

「もし自分が配慮の足りない言動をしていたなら
 遠慮なく指摘してほしいです
 自分では気がつかないので
 指摘していただけたら
 改善できるよう精いっぱい努力します」

といった感じで
改善していく姿勢を見せることが大事ですね

つまりは
自分は人の気持ちが理解できないことを
理解することが障害克服の第1歩であり
その事実を受け入れた上でどうするかを
考えていくことが大事なのです

HSPやギフテッドは普通の人はボーッと生きていることを理解しよう

思考能力や共感能力が高い
HSPやギフテッドの人たちは

自分自身が傷つきやすいがために
「同じことをされると
 他の人も同じように傷つく」
と考えがちです

もちろん傷つきやすい人もいますが
多くの人はあなたたちのように
考えて生きていません

ある意味「ボーッと生きている」んです

ポイント①
相手のネガティブな感情は
自分が想像で創り出していないか?

を振り返った上で

ポイント②
マイナスを上回る
プラスの感情を与えられればいい

と開き直ればいいと思います

恨まれていると思い込んでいた僕の過去

僕は大学院で研究中に
人格崩壊を起こして
ドロップアウトしました

研究を放り出した僕のことを
みんな恨んでいると
思い込んでいたのですが

ある時気がついたのです
恨んでいるんじゃなくて
心配しているんじゃないのか?

回復した元気な姿を見せて
安心してもらうべきなんじゃないのか?

もし仮に恨まれていたとしても
きちんと謝罪しにいくべきなんじゃないのか?

と思い至り
意を決して教授に会いに行ったのです

教授は僕が回復しただけでなく
傲慢だった性格が
生まれ変わったように別人になっていたことに
驚き 喜んでくださいました

つまりは
相手のネガティブな感情は
自分が想像で創り出していたものであり

人の気持ちを
理解できていなかったことを
理解したのです

HSP気質の人は
相手も自分と同じように感じるはず
という思い込みを解けば

共感能力の高さが
一気に長所となり花開くと思います

自閉症スペクトラムの人は
人の気持ちを理解できないこと

HSP・ギフテッドの人は
理解したつもりになっていること

に気付けば人生が拓けていくと思います

ここまでお付き合い下さり
ありがとうございました
ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。