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ジャイアンをけしかけるスネ夫?パワハラの黒幕【印象操作使い】

こんにちはSt.Mです。僕は職場でパワハラを長年受けてきました。最終的にパワハラに関連する人は退職し、平和になったのですが、そのパワハラの実行役を操る黒幕がいたんですね。その手口があまりに鮮やか過ぎて、今でも恐ろしくなる時があります。スネ夫がジャイアンをけしかけるというタイトルですが、イメージでいうとみんながしずかちゃんだと思っていた人がジャイアンを操っていた感じでした(別に色香で惑わしたとかじゃなくて)。「いじめ」の問題を考える時に、スネ夫タイプの存在が隠れている場合があるので、注意喚起の意味で記事にしたいと思います。

「印象操作」に気をつけろ

前回記事で、「誰かを攻撃する人はカッコ悪いという文化が作られてほしい」と書きましたが、「まともな」職場では人のことを悪く言う人は敬遠されるものです。ですが、悪く言わなくても悪い評判を広げることができるという魔法を見せつけられました。

その例を1つ挙げます

従業員駐車場に停めていたAさんの車を見て
黒幕さんが言いました

photo by Scottie Scheid

「Aさん、車を前向きに停めているわ~
 慌てていたのかな~?」

普通は「だから?」で終わりなのですが
このAさんが大事な時に遅刻をしてしまったことが
あった場合はどうでしょうか?

さらにこの黒幕の人が
「今日もAさん始業時間1分前に出勤していたよ」
と、逐一報告していたらどうでしょうか?

「Aさんはいつも時間ギリギリに出勤している」
ような気がしませんか?

駐車の件も実際は車の切り返しが
できなかっただけかもしれないのに、、、

黒幕さんは嘘は言っていません
けれどそういう小さな事実を繰り返し
うまく伝えることで
「遅刻の常習犯」というイメージを
作り上げていきます

そういう悪いイメージが作られたら
やりたい放題になります

休憩室の冷蔵庫に入れていた食べ物がなくなった
→「Aさんが休憩していたよ」とつぶやく
→Aさんが犯人とみんなが思う

女好きな従業員がいたとして
→「△△(いかがわしいお店)の前で見かけたよ」
→そのお店を利用した!とか
(これは実例ではありません)

人の印象を悪くするように
言葉を工夫する能力が天才的で

僕がどれだけ頭をひねっても思いつかないことが
秒もかからない内に思いついてしまうようでした

こんなこともありました

僕が正社員登用試験に落ち続けていた時期に
「(ある社員が)基本的な業務を教えてもらいにきたよ」
と言ってきた時がありました

その基本的な業務は
正社員であれば知っていて当然の業務
ではあったのですが

その社員の方はレジの担当で
その業務をすることがなく
知らなくても仕方ないことでした

これの何が恐ろしいかというと
努力しても試験に受からない僕が
「社員のくせにそんなこともできないのか」
と怒る可能性が高いと予測したうえで
伝えてきた点です

人の思考パターンを読んだ上で
効果的に印象を悪化させる言葉を
繰り出していたのです

黒幕さんは事実を伝えているだけなので
批判や悪口を言っているわけではありません

自分の印象を悪化させずに
効果的に周囲の人間の印象だけを
悪化させていました

黒幕さんの手口を解明し
証拠の録音もあるにもかかわらず
「黒幕さんはそんな人じゃない!」と
退職した後も誰も信じようとしませんでした

従業員同士をいがみあわせ
パワハラの実行役に攻撃させて
楽しんでいたのです

黒幕さんがそれができたのは
お店のオープン当初からのベテランで
「仕事ができる優秀な人」
というハロー効果があったからです

僕が受けていたパワハラの舞台裏

黒幕さんは僕の仕事を観察し
問題行動を取っているかのような
印象操作をしていました

車の前向き駐車→遅刻魔
のような感じですね

それを僕の休みの日などの
僕からは見えないところで
巧みにやっていたので
僕は気が付きませんでした

僕は理解不能な問題行動ばかりをする
無能な従業員だというイメージが
完璧なまでに作り上げられていました

新店を任されるような
優秀な店長「だけ」からは
高く評価されたものの

表面的な部分しか見ていない店長や
他の同僚からは「無能」という
レッテルを張られました

正社員登用試験を受けられるようになるまで
年数を要したのはこのためです

こういう奴はヤバい

以上を踏まえて
危険人物として注意してほしいのは

①誰かの失敗を報告する人 です

そして

②○○さんが言っていた
③みんな言っている  

と貶める内容を言っている人も
要注意人物です

自分の責任のもとで言葉を発するのではなく
突っ込まれた時の逃げ道を用意した上で
貶める言葉を言っているからです

たいていの場合は見抜けると思いますが

この黒幕さんは「優秀な人」という
ハロー効果が抜群にあったために
職場の人は誰も気づかず
やりたい放題を許すことに
なってしまったのです

アキノキリンソウ:花言葉「予防」「用心」「警戒」「励まし」 photo by Nicholas Sorrenti

まとめ

いじめの問題を考える時に、ジャイアンを操るスネ夫のような存在が隠れている場合があります。僕が受けたパワハラの黒幕さんのように表に出てこない場合があるかもしれません。

この件があって僕は「みんな言っている」と言う人の発言は信用できないと感じるようになりました。信用できる人は「自分はこう思う」と発言します。自分の言葉に責任を持てる人を信用していこうと思っています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。ではまた!


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