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【リモート処方箋】言ったことをやってくれない、と悩む前にする3つのこと

このnoteは、自分=リモート、チーム=社内 という環境で仕事をしている中間管理職がちょっと気楽になるためのnoteです。

自分が頼んだことが進んでいない。
社内で頼まれたことを優先しているように見える。
実際、明らかに優先されている。
わたしの言ったことは軽んじられているのだろうか?

そんな疑心暗鬼になる前に、次のことを知って下さい。

※リアルとリモート、どっちからも来るタスクを同じ重要度とスピードを持ってこなせる人もいます。
今回のnoteではそういう”できる人”ではなく、
「明らかにリモート上司の依頼したtodoに取りかかるのが遅れる人」についての対策です。

1.認識する


会社にはたくさんの人がいます。
年上なのはあなただけではないし、上司もあなただけではありません。
体感によるヒエラルキーはこういう感じになります。

対面>>電話>>>>>>画面通話>トーク

リモートと対面の大きな差。
それは「圧」にあります。
圧はプレッシャーというより、直接人と対面したときに相手から感じる存在感のようなものだと捉えて下さい。

画面を1つはさむだけで、リモート人はリアルな臨場感を失うのです。

サダコは「画面から出てくる」から怖いのです。
録画で見ている分にはそんなに怖くないでしょう?

もしもサダコが本当に画面をすり抜けて出てきたら。
逃げますよね?

リモート上司は社内の空間に「圧」を与えることができません。

動画慣れしている若者たちにとって、リモートの上司はサダコなのです。

どこか他の世界のこと。

彼らはあなたを軽んじているのではないのです。
現実には「圧」があります。
彼らは「圧」を優先してしまうだけ。
画面の中のサダコよりも、目の前の人をつい優先してしまうだけで、別に悪意はないのです。

スカイプ、meet、zoomで話しているから大丈夫?

そんなことはありません。

画面による通話は、実は電話よりもヒエラルキーが下だとわたしは思っています。

2.電話する


画面通話よりも「圧」が強いのは電話です。

耳に直接入り込んでくるからでしょうか。
1対1だという不思議な緊張があるからでしょうか。

画面通話よりも確実に、電話のほうが仕事の優先順位を上げてもらえます。

悩むより前に電話。

彼らはあなたの指示を現実のものとして認識していないだけかもしれないのです。

弊社に入ってくる新入社員は、みんな素直な人たちばかり。
そしてとにかく一生懸命働いてくれます。
ですが、そんな素直で一生懸命な彼らも、絶対に最初はリモートで与えられた指示を後回しにします。

今はもう慣れたので「またか」としか思いませんが、最初は「どうしてわかってもらえないんだろう」とずいぶん悩みました。

自分の指示のしかたが悪いから?

頼むタイミングが悪かったから?

何をしていいかわからなくて困っているのではないだろうか?

それとも、「あの人の言うことは聞かなくていい」と思っている?

ほぼ全部、そんなことはありませんでした。
彼らは現実の仕事の指示の間で、どうしてもヒエラルキーが下になるリモート指示を1日の中にうまく組み込めなかっただけです。

もしも今、こういうことに悩んでいる人がいたら、「そういうもんだ!」と思ってさっさと電話をかけて指示を出してください。
たぶんすぐに対応してもらえます。

3.会いに行く


不思議なことに、1度しっかり会ったことがあると、
対面>電話>画面通話>>>>>>>トーク
になります。

会う=リアルのヒトとして認識してもらえる のかもしれません。

いちど出社して顔合せをしておくと、大きなプロジェクトは進めやすいと思います。

そこまでやって、なお「自分の言った仕事をしてくれない」のは、そもそも優先順位やタスク管理が得意でない可能性があります。
もうリアルでも大変なのかもしれません。

優先順位、タスク管理、それをリモートで教えるのはまた至難の業です。それはまた別のnoteで。

いま頑張っているリモート中間管理職が、もっと楽しく働けますように。

自己紹介はこちら(note)







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