介護現場の組織作り

お仕事お疲れ様です。
今回は介護現場での組織作りについてのお話しです。
皆さんの職場では組織は構築されてますかぁ?
中小規模の事業所ではあまり組織の位置付けは無いのではないでしょうか。
現場では、管理者以外は、ケアスタッフなのではないでしょうか。
事業所が1つでオーナー経営だと、管理者はいますが、実質の運営は
事業所のオーナーが殆どだと思います。
なぜ、組織を作る事が必要なのか。

中小企業の事業所では、オーナーの一声で右でも左にも動いてしまいます。
何が言いたいかと申しますと、オーナーは管理者を信頼して任せる事が重要だと言いたいのです。
現場スタッフ達は、オーナーが発言すればそれに従うだけです。
所が管理者は現場の状況をスタッフのスキルなどを見ながら業務を進めたり
業務改善をしているのです。管理者もオーナーの思い付きで発言したことで
今まで、築き上げた仕組みを崩されかねないのです。
意外と家族経営している事業所に多くみられています。
管理者とオーナーの意見や考え方が違うと、現場スタッフ達も混乱してしまいます。
だから組織作りが必要なのです。
現場運営は管理者が行い、事業運営はオーナーが行えばと考えます。
オーナーが現場に出て他のスタッフと一緒に働く方もいらっしゃいますが
その様な状況でも、現場管理者の仕組みで業務に従事していた方がうまく
現場がまわる事があります。
オーナーが現場の仕組みに意見がある場合は、現場管理者に相談するべきだと思います。
私自身、家族経営の事業所で働いた事がありますが、オーナーは常に現場にいる訳ではないのに、たまにきて現場にでたりして結果、現場を荒らして帰る事が殆どでした。当時の管理者さんがとても可哀そうでした。

私自身が管理者やエリアマネージャーをしていた時は、そのような事を見ていたので、担当エリアでは管理者にだけ業務指示を出していました。
事業所ごとにカラーが違いますので業務指示は丁寧に行うように注意してました。
現場での組織作りは、現場スタッフのやりがいにも繋がると思います。
特に、管理者以外のケアスタッフにも役割を持たせる事が強い組織を作り
退職防止にもなると思います。

管理者以下、ケアスタッフの構図だとお局様が幅を利かせたり、人間関係にも影響すると思いますので、その様にならない為にもしっかりした組織作りが必要と思います。

強い組織を作る事で、スタッフ間の信頼関係もでき、円滑にコミニケションも取れます。中小事業所は組織作りは必要不可欠だと思います。

大規模法人では、組織構築はしっかりしていますが、一人ひとりの役割が
ぼやけて見えてしまう事があるので意外と退職者が多く、横の繋がりも
あまりない印象でした。
組織作りは、事業所の大小に関わらず構築する事で長く事業運営ができ
働くスタッフを守る事にもなると考えます。

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