奨学金で大学に行くこと
誰かが奨学金で大学に行くことを嘆いていた。
正直びっくりしたし少し羨ましい。
価値観の違いに驚いた。
大学で出会う人の中には奨学金のことすら知らない人がいる。
なにそれ?って言われたことがある。
ついでに留学は親が全部負担してくれるよと軽く言われた。
その時は結構傷ついた。いや、悲しかったし情けないし惨めだった。
え?全部親の金で大学行ってるの?バイトは遊ぶためだけにしてるの?なんでこんなに呑気に生きれるん?羨ましすぎやろ
私はこんなに頑張って大学までやっときたのに。大金借金して進学してんのに。
あなたとの環境はこんなにも違うのね。
バカみたい。
と、心の中で思ったのを強く覚えている。
こういうことの積み重ねが、心にストレスで休学の要因でもある。
ここまで思う必要もないのだが、あまりの格差に本当に落ち込んだ。
私の場合、ひとり親で親は病気で働けなくなって、お金を借りなければ大学なんて行けない。
奨学金という制度があるおかげで大学に行けて感謝している。
この制度がなかったら高卒で夢をあきらめて就職して適当に仕事して暮らしてるんだろうなと思う。
親のことを悪く言いたいのではない。
こういう格差があるのがつらいし、ほとんどの人がわかってくれず、分かるはずもないと大学でいろんな人と関わって思った。
ブランド物とか留学とか一軒家、遊ぶのにも全てお金を気にせず使ってる。いいよね。
4年間ずっとこんな思いで人と関わるんだろうな。誰とも打ち解けれない。
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