のりべん

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難しいことは抜きに楽しめる文書をつくりたい (アイコンはクリエイターまいこさんの画像を使用しております)

マガジン

  • ライト層目線!Mリーグ2021ダイジェスト

    100万viewをたたき出すコンテンツ「Mリーグ」をご存じでしょうか?Mリーグの「M」は麻雀のM。麻雀という不確定要素だらけのゲームに、あきれるほど真剣に、純粋に、そして真摯に向き合う人々がいる。それがプロ雀士。その中でも特に人気の高い32人が8チームに分かれ優勝を目指す。そこに生まれるドラマはどんな映画やドラマよりも感動的であり、残酷でもある。136枚の牌と32人が生み出すドラマをぜひ知ってほしい。

  • 負けられない戦いを巡る4雀士の軌跡~EX風林火山IKUSA

    友添敏之・浜野太陽・大和・佐月麻理子のIKUSA第4戦での戦いを浜野pを中心軸に書いています。

最近の記事

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心震わせる試合~シンデレラファイト3決勝を見て

この一年、麻雀に対するモチベーションはほとんどなくなっていた。 Mリーグも見なくなり、関心も薄くなった。 ただ、シンデレラファイトだけは自分の中で特別な意味を持っていた。なので、スリアロチャンネルも購入し、解約していたABEMAも再契約しシンデレラファイトを見始めた。 しかし、再びモチベーションダウンに見舞われる。 思い入れのある選手が敗退していったこともあるが、note書きの私において自分の文書力のなさに嫌気もさしていた。 大会が始まった当初はある程度観戦記を書こ

    • デジタルで株取引はここまで進化している

      株は需給  特に株の短期での売買はその会社の業績よりも需給の方が圧倒的に重要になってくる。 今さらだが今の日本市場において、信用取引は全体の取引の2/3を占めると言われているぐらいその影響力が大きい。信用買いが溜まると短期での売り需要が高まることから需給が悪化して株価が下がりやすくなる。 なので、信用取引(要は証券会社にお金を借りての株の取引なのだが)をしていない人でも、各銘柄の信用倍率だったり、信用買残割合というものを気にせざるを得ない。 しかし、この信用買残の確認

      • 白米の誘惑

        とある一人のお客さんがぱたっと店に来なくなった。 飲食店で働く私なのだが、どこかそれが気になっていた。 時間を遡ると思い当たることが一つあった。 食事を終えたそのお客さんがお店を出ようとした時だ、急にしゃがみ込んで入り口付近の椅子に座りこんでしまった。体調が悪そうだ。 私は近くに行って声をかけたが、絞り出すように「大丈夫」と言われ、私はその場を離れた。 しばらくして気づいたら彼はお店からいなくなっていた。 ・・ さらに時間は遡る。 店員である私と、そのお客さん

        • 背中が煤けてるぜ

          私は平日の昼間に仕事が休みがある時、時折株のデイトレードをすることがある。 デイトレードをする人あるあるだが、 自分が見ていると株価が下がり、自分が見ていないと株価が上がるという絶対関係のない相関関係が生じることがある。 私にとって小西雅pはそんな関係に近い。 小西選手はシンデレラファイト2022でセミファイナルに進出。シンデレラファイト2もグループBを勝ち抜けた。 つまりよい成績を上げていた。 さぁベスト16というところでのりべんがシンデレラファイトを見始めてし

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        記事

          りさが黙ってない

          女性というのはつかみ所のない生き物であるし、理解しきることはたぶん永遠にないとも思う。 床を這う大きなゴキブリに絶叫して悲鳴を上げながら、その数秒後には自分の足でそのゴキブリを踏みつけられるような存在だ。 私はゴキブリ程度見ても絶叫することはないが、いちおう生きているある程度の大きさのものをためらわずに踏みつけることはできない。 そんな瞬間を見ると、女性というものはかわいくもあり、残酷であるなぁと思ったりする。 シンデレラ3グループAに登場した園pは実質プロ1年目であ

          りさが黙ってない

          確かにそこに闘志はあった

          シンデレラ2を観戦した昨年、特に上位まで勝ち進んでいったプロたちには今も思い入れはある。やっぱり、その大会の過程を見ていると、情も移り、そのうち 自分の身内 みたいななんかよく分からん応援心が芽生えてくる。 その昨年大活躍したうちの一人であるごるはむこと長谷川栞pは今年出場資格はあったが参加していない。そして、新榮pやあやちーは参加資格を失っている。 ・・・ そんな若干の失意にあったのりべんであったが、6月28日グループAに新星のごとき雀士を目にすることとなった。 最

          確かにそこに闘志はあった

          おき去りマーメイド

          チーム内唯一のマイナス 2021年3月10日。フェニックスはレギュラーシーズンの最終日(89日目)を3位という好位置で迎えていた。 このシーズンの敗退はドリブンズと雷電で確定しており、MVP争いは前節に茅森pが陥落。この日の2試合は基本的に素点を稼ぎに行くだけの試合でもあった。 第1試合の出場者は 直近3試合で3連敗を喫している風林火山の瑠美プロ 個人ポイントがチーム内で唯一のマイナスの魚谷プロ 4年連続200ptまであと10.5ptの多井プロ ここまでほぼ出番がなか

          おき去りマーメイド

          夏めくすずめの羽ばたき

          東北の四季は情緒豊かに表情を変えていく。 私は宮城県仙台市に移り住んで10年以上が経ち、そのうちMリーグを知り、Mリーグ以外にも興味を持ちだした。 仙台に最高位戦日本プロ麻雀協会の支部ができたのが2022年3月。何かのきっかけで同協会の北畠美智代プロのことを知り、ファンになっていた。 北畠プロの出身は福島県。東京本部から東北支部に移籍し、今は仙台を拠点に活動されている。 44期入会ということは(現在48期)比較的最近の話。なかなか試合自体を見る機会がなかった私に、思わ

          夏めくすずめの羽ばたき

          積み重ね 【のり35】

          今日からいよいよMリーグが開幕する。一つ自分でも分からないのが、私自身のドリブンズへのスタンスだ。 雷電とフェニックスはFINALまでいってほしい。しかし、フラットに見て、私はドリブンズが優勝するのではないかとみている。 素人の勘である。でも、過去5年間の蓄積が今年花を開くような気がしてならない。 その蓄積とは何なのか。私はこの1局が思いつく。 以下の観戦記録は私がnoteをはじめた当初に書いたのを編集したもので、村上淳選手の2021-2022シーズン80日目の試合。

          積み重ね 【のり35】

          雪原の求道者 【のり32】

          私は萩原聖人のファンです。そして、私には2人の萩原さん愛を持つフォロワーさんがいる。葵さんとアイスさん。 私がいくらハギー愛を語っても2人には敵わない。 一方、X界およびABEMAコメ欄にはハギーを叩く人はたくさん居る。その理由にはいくつかあるだろうが、「下手だ」と罵る人もいれば、芸能人の肩書きでプロ試験も受けずにプロ資格を取ったことも非難する人も居る。 私はハギーの俳優業としての側面をもう少し知りたいと思っていた。ハギーを擁護するにしても、その俳優業というのは何がある

          雪原の求道者 【のり32】

          あのシーンをもう一度(2023.5~.9)【のり31】

          あと数日でMリーグが始まり、人々の関心も移っていくでしょうが、ちょっと待って下さい!Mリーグオフシーズン(2023.05~2023.09)に皆さんが感動したあの人、あの場面。それをきっちり残そうじゃないですか! というわけで、私のりべんは無謀にも数十人のフォロワーさんに声をかけさせていただき、大勢の方に回答をいただきました。そして皆さまのご協力によって本noteができあがりました。 さて、皆さんも一緒にあの記憶を呼び起こしましょう。 <掲載は回答をいただいた順になってお

          あのシーンをもう一度(2023.5~.9)【のり31】

          未来への一打

          私はグループDで登場した新榮有理のかわいらしさに一目で魅せられた。 フォロワーさんから名前だけは聞いていたが、こんな選手が最高位戦にいるなんて知らなかった。私はさっそくXをフォローした。 新榮さんは結構、面白い人だった。 新榮選手はグループDを通過しているが、DAY8の#2のオーラスでは脱落まであと300点というところまで接近している。緊迫した戦いではあった。しかし私は緊迫をあまり実感できなかった。それには理由がある。 危険牌を通すときの判断の早さと涼しげな表情。そし

          未来への一打

          中心で叫びたい 【のり28】

          Xをやっている人は多くの人が実際の麻雀プロにフォローしてもらっていると思う。 私はいつもポストする際に、この記事をプロ雀士が目を通す可能性があるんだなぁ、と思いながら、変なことを書くときも、あまり変すぎないように書いてポストする。 特に私は一人のプロのことを念頭に置いて書いて、ポストしている。 そう。そのプロとは谷岡育夫プロだ。 えっ?知らない? そう。実は私もよく知らない。知らないけど、もはや谷岡プロのファンだ。谷岡プロのご飯ポストしか知らないけど、ご飯ポストを通

          中心で叫びたい 【のり28】

          憧れ

          私は今年からシンデレラファイトを見始めたけど、出場者のほとんどが知らない選手だった。選手のことを覚えたかったのもあって、私は大会の様子をポストし始めた。 そんなある日、私はR16#1の松田選手の試合をポストする。役なしのテンパイを入れた松田選手が愚形の待ちが手替わりするまで延々と待ち続けた場面。 いったいどこまで待つんだろう。延々とケイテンのまま待ち続ける松田選手。かなり巡目は経ったところでリャンメンとなり、リーチして一発でツモった。上がりも鮮やかだった。でも、よく辛抱強

          アップデートするシンデレラ 後編 【のり24】

          さて、アップデートを重ねて進化したシンデレラファイトシーズン2。それを踏まえてシーズン3はどうなるのか? まず、シンデレラリーグから育ってきた今のシンデレラファイトを象徴する日向さんはぜひとも実況にいてほしい。メイン実況は基本的に一人。日程的にこれ以上、試合数や人数は増やせないように思います。 枠は限られる一方で若手はどんどん出てくる。今年本戦に出場してスポットライトを浴びた選手がいる一方で、人気や実力がありながらも出場権を得ることができなかったプロもたくさん居ます。

          アップデートするシンデレラ 後編 【のり24】

          4人 【のり23】

          実は私には兄弟がいない。いわゆる一人っ子だ。一人っ子として生まれ、育った。 おかずを奪い合ったこともなければ、兄弟のおさがりを着たこともない。兄弟に相談すべきような重い悩みは相談できる人もおらず、悩みの多い中学時代は、自転車で20分走って甲子園球場の近くの鳴尾浜のテトラポットの上で海を見ながら自分を納得させた。(中学の2年間西宮に住んでいた) 兄弟がいないと言うことは、親の注目は自分に来るということになる。かといって可愛がられたかどうかは別問題で、母はともかくとして、父に

          4人 【のり23】