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自分のトリセツ

頑張り屋さん、無理しすぎていませんか。
嫌なことがあっても、理不尽なことがあっても、大丈夫、自分さえ我慢すればと自分の感情に蓋をしていませんか。

社会生活を送る上で、自分の感情をコントロールして理性的に振舞える能力はある程度必要です。でも、自分の感情に蓋をするあまり、自分の本当の気持ちに気付けなくなってしまうことがあります。

例えば、何かわからないことがあった時無意識に調べたり、取り扱い説明書を読んで、解決しようとしますよね。

私は自分自身にも言えることだと思います。
なんとなく、辛い。だけれどもどうしたら良いかわからない。
そんな時、自分のトリセツがあったら自分の状態に合った最適な対処が出来るのではないかと考えました。

そこで、今回は自分のトリセツを作ってみることにしました。
私のトリセツの具体的な内容としては、自分のストレス要因と認知の癖、疲れた心を癒すアフターケアについてまとめてみました。

ストレス要因を把握しておけば、そのような場面に遭遇した際にパニックにならず、冷静に対処できるのではないかと考えました。

また、アフターケアをしっかりとすることで、疲れた心を癒し、心の疲労を溜め込みすぎないようにすることが大切だと思いました。


ストレス要因となる環境、場面

〇満員電車 (身動きできない、窮屈、人との距離が近いため。)
〇他者同士で悪口を言っている場面 (自分にも同じようなところがあるのではないかと不安になる)
〇職場の飲み会 (目上の人や上司に気を遣う)
〇低気圧や気温の急激な変化 (頭痛や、気分の落ち込みが生じる)

私は、極度のHSPで人の発言や物音にすごく敏感で、まるで自分事のように、共感してしまいます。

つまり、自分と他者との間の境界線が薄いために、良くも悪くも周りの環境の影響を大きく受けすぎてしまうのです。

だから、対象が自分ではなくても周りで怒られている人や大声をあげている人がいれば、自分も辛い気持ちになってしまいます。

大声や心無い言葉が飛び交う環境だと心と体が疲弊してしまいます。

また、大きな音や声がすると不安や恐怖の要因となってしまうため、常に心が緊張状態になってしまうことが挙げられます。

そこで、私自身がこう言った場面に遭遇した時の対処方法やアフターケアについてもまとめておきたいと思います。

疲れた心の対処方法、アフターケア

〇リラックスできる音楽をかける。
〇照明の明るさを落として、静かで暗い空間を作り、出来るだけ刺激からシャットアウトする。
〇ふわふわしたやわらかいものを触る
〇好きな香りをかぐ
〇歌を歌って声に出す 
〇紙に感情を書き出す。
〇自分の感情を否定しない。(不安を感じた、怖い思いをしたという自分の感情を受け止め、そのような感情を抱く自分のことを否定しない。)
〇散歩する 体を動かすことで呼吸を整える、物理的に環境を変えることで、気分を変える
〇温かい布団や毛布にくるまる 寒さは不安を感じる要因にもなるため、体温を下げないようにする。何かに包まれていることで、安心感を感じやすい。
〇楽しいことを考える 負の感情や不安は、脳内を支配してしまいがちで、反芻思考を繰り返し、負のループから抜け出すのが難しくなってしまう。
何も考えないことで、脳を休めることも一つだが、それが難しい場合には意図的に楽しいことを考えるようにする。
過去の楽しかったことやこれからやってみたいことなど、前向きなことを考えることで、心をプラスの方向に意識づける。

〇ストレッチをする 体が凝り固まっていると、緊張や不安を感じやすいため体が凝り固まりすぎないように、ほぐしておく。

〇温かいお風呂につかり、お気に入りの入浴剤を入れる
温かいお風呂につかることで、副交感神経が優位になり、リラックスモードに入りやすい。

〇規則正しい生活をする。
夜更かしは睡眠時間を削るだけではなく、夜になると日中の活動から解放されるため、考える時間が多くなってしまう。暗く、静かな環境により、不安に意識が向きやすい。そのため、出来るだけ考え込む時間を減らす。
また、朝も早く起き、太陽の光を浴びる。

最後に自分の思考の癖とこれから取り入れていきたい考え方を整理したいと思います。

思考の癖と考え方の変容


〇べき志向 こうでなければならないという思いが強く、自分の目標や理想と異なる事態や結果が生じたとき、自分を責めてしまったり、思考が停止して柔軟に対応できない
→不測の事態が生じても、代替方法がないかを考えたり、そういうこともあるかと受け止める。

〇周りの人の機嫌は自分の行いのせいであると思い込んでいる。
周りの人のため息や機嫌が悪いと自分が悪いことをしたからではないかと考えてします。
→他人の心と自分の行動を連動して考えすぎないようにする。

〇人と比べる 同じような年齢や経歴の人と自分を比べて、勝手に自分の方が劣っていると思い込む。 
→境遇は似ていてもあくまでも生き方は人それぞれであると自覚する。優劣はなく、生き方の多様性を認める。

ここまでいろいろ書いてきましたが、私自身まだまだ自分のことは理解しきれていないし、上手く扱いきれていません。

ですが、少しでも自己理解を深めることで、自分の取り扱いがうまくなり生きやすくなるのではないかと思います。

これからも自分のトリセツを追記していきたいと思います。

今回はこの辺で。読んで下さった方ありがとうございました。




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