第61回、小説タイムズ・ダイアリーを考案してみた
最近は思いついた事を何でも投稿していますが、今回は小説の考案をしてみました。とりあえず頭の中にある物を、一通りブログに書き移しておこうと思っている自分なのです。
あらすじ
10歳の小学四年生のさきは、町外れの雑貨屋で、Times Diary (タイムズ・ダイアリー)と書かれた日記帳を目にして、不思議な魅力を感じて購入する。
早速その日の分の日記を書いて、翌日その日記を開くと、となりのページに「一日坊主のあなたへ」と書かれた文章が記入されている事に気が付く。
両親のいたずらだと思って、勝手に日記を見られた事を憤慨するさきだが、両親はさきが日記を書いている事を知らないようだった。
「あなたはだれ?」と日記に書いたさきは、翌日その記入者の意外な正体を知る。
24歳のさきは、久しぶりに帰った実家で、覚えのない自分の名前の書かれた日記帳を見つける。それには最初の一ページだけが記入されていて、さきは一日しか書いていない自分の日記に苦笑をして「一日坊主のあなたへ」と、届くはずのない過去の自分へ向けたメッセージを、その日記に書き記す。
翌日その日記に「あなたはだれ?」という文字が書き加えられているのを目にして、二人のさきはこの日記に、不思議な力がある事に気が付き始める。
最初は半信半疑の二人だったが、次第にこの日記で過去と未来の自分同士が交流できる事を確信する。10歳のさきは未来の自分と交流を続けていく内にまるで姉ができたかのような感覚になり、未来の大人の自分に人に言えない様々な悩みを打ち明けるようになる。
24歳の大人のさきは、10歳の子供のさきに対して、できる限りの相談に応えるようにしていたが、ある時3つの約束事を提案する。
その1.子供の自分は大人の自分に、未来の出来事を聞いてはいけない。
その2.大人の自分は、これから起こる事を、子供の自分には話さない。
その3.この日記の事は決して他の誰にも話さずに、二人だけの秘密にする。
二人の絆は本当の姉妹のように固く結ばれて、長らく交流が続いていたが、さきが思いを寄せている少年が事故で入院をする事になり、子供のさきは、大人のさきがその事を事前に教えてくれなかった事に対して、強い不信感を抱くようになる。
なぜ大人のさきはこれから起こる出来事を、何も教えようとはしないのか?
さきの未来には、一体何が待っているのか?
全ての謎が明かされる時、二人はこの日記の本当の秘密を知る事になる。
まとめ
自分の妄想小説考案を、ここまで読んで頂いてありがとうございます。
創作家を志した事がある人なら誰もが、形にして世に発表できれば、評価をされる自信のあるアイデアをいくつか持っているものなのだと思います。
自分もそんな人間の一人ではありますが、しかしそもそもまず形にして世に発表をする事自体が、物凄い大変な事なんですよね。
ここ最近の自分の投稿は、プログラムさえできれば、小説さえ書ければという物ばかりですが、しかし本当の創作の世界は、~を行った上で尚なかなか評価をされずにもがき苦しむ、修羅の道なのですよね。
~さえできればと言い訳をしている自分は、まだ創作活動のスタートラインにも、立てていないのかもしれません。
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