明日は我が身 (230315)

研究室の同期が博士課程の試験に落ちたらしい。研究に対する姿勢や努力レベル、実績などを考えると正直、落ちてもおかしくないと思っていたのであまり驚かなかったが、このようなうまくいかなくて路頭に迷う人の話を聞くといつも自分だったらどうしよう、いつか自分もそうなるかもしれないと思ってしまう。
今の自分はたまたま良いテーマで研究できているからうまくいっているけど、良いテーマ(結果が出せそうで、資金獲得につながるテーマ)とは何か?というのは研究してみないと分からない (少なくとも今の自分は)。
つまり、研究とは路頭に迷うか、生き残るかを賭けた博打で、それに負けると苦しい思いをすることになる。
他人の挫折を見て明日は我が身だと思い、襟を正そうと思った1日だった。研究とはそういう世界なのかもしれない。

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