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白湯(さゆ)の効能効果


あなたは、白湯を飲むと体内の老廃物を排出しむくみの予防効果や美肌効果があることをご存じでしょうか?

今回は、意外と知られていない白湯の効能効果についてご紹介します。




1.白湯とは?


白湯とは


白湯とは水を沸かして不純物を取り除き50℃程度に冷ましたお湯のことです。

白湯の温度は体温より温かいので白湯を飲むことで体内の内側から温まります。
 

2.白湯と常温の水との違い


白湯との違い



水道の蛇口から出てくる水は常温で15〜25℃程度です。

白湯の温度の理想は40℃以上で50℃前後ですから体温より高い温度です。

そのため、白湯を飲むことによって体内から温まります。
 

3.白湯とお湯の違い


お湯は水が沸騰してから、まだ時間が経過していない高い温度の状態のものですが、白湯の理想温度は40℃以上で50℃前後の温度です。
 

4.白湯を作るには水を一旦沸騰させる理由


沸騰した水


水道水で白湯を作る際には、水道水に含まれている残留塩素などの不純物を除去するために、一度沸騰させます。

沸騰させる時間は少なくとも10分以上の煮沸が望ましいと言われています。

5.白湯の効果


白湯を飲むことによって大きく分けて次の5つの効果が期待できます。

① 免疫力アップ効果


免疫力アップ


白湯には体内の温度を上げる効果がありますので、白湯を継続飲用すると体温が上昇し、免疫力のアップ効果が期待できます。


② ダイエット効果


ダイエット効果


生命を維持するための必要最低限のエネルギー代謝のことを基礎代謝と言います。

基礎代謝量は内臓温度が1度上がると10~13%高くなるといわれています。

白湯を飲むことによって胃腸が温まります。

すると内臓の働きが活発になり、血流が良くなり、基礎代謝がアップしますので、ダイエットに必要な脂肪燃焼効果が期待できます。
 

③ デトックス効果


デトックス効果


白湯を飲むと内臓が温められます。

すると、消化力がアップして腸内環境が改善して、便通が良くなるなどの効果が期待できます。
 
さらに血流が促進されることで、体内の老廃物はもちろん体内の余分な水分が排出されやすくなり、代謝が高まることでむくみの予防効果が期待できます。
 

④ 冷え性改善効果


冷え性


冷え性の原因は 血行不良や代謝の低下が大きな要因です。 

白湯を飲むことによって、体の内側からしっかり温めることで内臓の働きが活発になりま。

すると、血流の促進され内臓が温められますので、冷え性の方は冷えの改善効果が期待できます。
 

⑤ 美肌効果


美肌効果


白湯を飲むことによって血流が促進されニキビや肌荒れの原因である体内の老廃物が排出されやすくなり、美肌効果が期待できます。

6.簡単に白湯を作る方法


白湯を簡単に作る


水を沸かすだけで簡単に作ることができる白湯には、健康効果が沢山あることがお分かりかと思います。

ただし、使用する水によって正しい作り方があります。

①   水道水は残留塩素を除去するため5分以上できれば10分程度沸騰する必要があります。

②   浄水されているミネラルウォーターやペットボトルの場合は、温めるだけで大丈夫です。
 

7.効果的な白湯の飲み方


効果的な白湯の飲み方


白湯の効能効果についてご紹介しましたが、ではどれくらいの量をいつ飲めば効果を発揮するのか、また飲む際の注意点などについてご紹介します。

(1)   白湯の飲む量は


体によいからと白湯を一度に大量に飲むことは避けてください。

大量の水分を体内に入れると体内のミネラルバランスを崩し、むくみの原因にもなります。

食前・食中に白湯を大量に摂取すると胃酸が薄まり、消化不良を招くおそれがあります。

一度に飲む敵量の目安としては、コップ1杯程度(150ml〜200ml)と言われています。
 

(2)1日の白湯を飲むタイミング


・朝起きぬけに飲む

起き抜け


白湯を飲むおすすめのタイミングは、朝起き抜けに飲むと人の体温に近い白湯は胃腸への刺激が少なく吸収がスムーズに行われます。
 
白湯は一気に飲むのでなく、ゆっくりとすこしずつ飲むことです。
 
一気に飲むと胃液を薄めてしまいます。
 
そのため、食べ物の消化や吸収が阻害されてしまうおそれがあるためてす。
特に朝起きがけに白湯を飲むことをお勧めする方は低体温の人です。
 
低体温の方は、睡眠から起床へのスイッチがうまく入りづらいためと言われています。
   
朝一番に白湯を飲んで起床へのスイッチを入れましょう。

なお、寝ている間に口内には雑菌が増殖していますので、口内をすすがないで白湯を飲むと雑菌をすべて飲み込むことになります。

私は、起きたら、舌苔を取って歯磨きをしてから白湯を飲んでおります。


 
・普段の水分補給に飲む

水分補給


普段の生活の中で喉が渇いたときなど水分補給をする際に、清涼飲料水などを飲んでいるなら、白湯に変えることをおすすめします。
 
活動するときに働く神経は交換神経と呼び、休息やリラックスをするときに働く神経を副交感神経と呼ばれています。
 
白湯を飲むと胃腸が温まります。

そうすると副交感神経が優位となります。

副交感神経が優位となることから、緊張感がほぐされリラックス効果が期待できます。
 
・就寝前に飲む
 

就寝前


人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかきますから、就寝前にコップ1杯ほどの白湯を少しずつ飲むことをお勧めします。

ただし、就寝直前に飲むとおトイレが心配の場合は、就寝前30分に飲むなど飲む時間を自分で工夫して下さい。
 

8.白湯を飲む上での注意点


注意点


 体に良い効果が期待できる白湯ですが、飲む際には大きく分けて2つの注意点があります。

 2つの注意点についてご紹介します。
 

(1)食後直ぐには飲まない


食後


 食事の際には水分を摂取しています。
 
さらに白湯を飲んでしまうと胃に水分が多く取り入れられてしまいます。
 
そうすると消化を遅らせるおそれがあります。
 
 白湯を食後に飲む場合は、効果が期待できる食後30分程度過ぎにしましょう。
 

 (2)飲みすぎに注意


飲みすぎ注意


老廃物を体外に排出してくれる白湯ですが、飲みすぎますと体内のイオン物質のバランスが崩れるおそれや、水分過多によるむくみや腸の活発化による「下痢」が引き起こされる可能性があります。

 コップ一杯の白湯を少しずつゆっくり飲むことを心がけましょう。

おわりに



白湯を飲む


 身体が冷えがちの冬は体を内臓から温めてくれる白湯は血行を温め、体の調子をよくしてくれます。

 ミネラルウォーターや精製されているペットボトルの水などは、温めるだけで問題なく飲むことが出来ます。

あなたも日常生活の中に白湯を取り入れてはいかがでしょうか。


※この記事は筆者が収集した情報を元に作成したもので、医療上のアドバイスや診断を行うものではありません。


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