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負の感情の原因

 みなさん、普段の生活で負の感情を抱く瞬間ってたくさんありますよね?思った通りにうまくいかないな、あの人とはうまく付き合えないな、などなど。この記事ではそういった感情がなぜ生まれてしまうのかについて考えていきたいと思います。

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 早速ですが、負の感情の原因を探るために進化論的な観点でアプローチしていきたいと思います。 

 私たちが普段よく抱く負の感情の原因は、私たちのはるか昔の祖先の考え方に影響しています。

 私たちの祖先が生きていた時代は、負の感情が生死に直結することがよくありました。例えば、食糧不足や水分不足、獰猛な野生動物による捕食、人間同士での争いなど、、、。これらのことは、今すぐに対処しなければならないことでした。

 一方で、食物を食べたり、水を飲んだり、睡眠をとるなどのポジティブな感情はあと伸ばしにしても生死に直結することはありません。

 このように、はるか大昔の人々はネガティブな感情のほうがポジティブな思考より、本能的に優先して考えられるようになっていました。それが今の私たちにも引き継がれています。

 このように、私たちの感情はよりネガディブな方へ引っ張られてしまうような、脳の作りになっています。

 ネガディブな感情が湧き起こってきたときに、ネガディブなことばかり考えてダメだなと考えるのではなく、これははるか昔の祖先の人たちが生き延びるためにできたものなんだなと、軽く受け止められるようになっていただけると幸いです。


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