私がプログラミングを始めた理由
前回のブログでは、コロナで絶望したけど自粛期間で自分が変われた話を書きました。
今回は変われたことで見つけた、私の″やりたいこと″についての内容です。
先に結論を言うと、
やりたいこととは『プログラミング』です。
私は現在、Web制作のスキルに特化したブログラミングスクールに通っています。もう既にカリキュラムのほとんどが終了しており、あとは卒業制作のみになりました。自分の動機を再確認するためにも、プログラミングを始めた理由について文章を書こうと思います。
どん底に落ちたところから、一筋の光を見つけた2020年。そのまま突っ走っていたら、あっという間に2021年の春に。大学へ2回しか行っていないのに、2年生になりました。健康法や食事法の十分な知識を得て、資本である身体は万全の状態。時間術やタスク管理術も身につけた。しかし、やっぱり将来やりたいことが見つからない…。また振り出しに戻ったような気がして、途方に暮れていました。
2020年のことは、ブログに詳しく書かれています。
そんなとき、中田敦彦のYoutube大学で『「やりたいこと」の見つけ方』の書籍動画を見つけました。私は小学生の頃から現在まで「何になりたいの?」と聞かれても、ずっと答えることが出来ませんでした。しかし、この動画を視聴してみて、「何になりたいか?」と職業で考えるのではなく、「どうありたいか?何をしていたいか?」と考えるようになりました。そして、次の日にはすぐに書籍をamazonで購入し、自己分析をやり直しました。
元々自分が嫌いだったから、自身について考えてこなかった。過去にあまりいい思い出がないから、振り返ることが少なかった。そんな私にとって、自己分析は結構辛い作業でした。私に限らず、そもそも自己分析は、正解がない気の遠くなる作業だと感じます。
しかし、ネガティブ思考でも、それを受け入れて改善する行動をすればいい。自分を変えようと行動している時に得た考え方で、とことん向き合いました。
そして、出来た価値観と強みのマップがこちらです。
価値観は、大きく3つに纏めることができました。
①思考の深化
私は知的好奇心が強く、好きなことや気になったことはとことん調べたくなります。また、読書や勉強で知識を吸収することが好きです。
思考の深化は、私のタイプ(性格)と繋がります。
私は継続してスキルを高めていく行為が好きです。リフティングはやればやる程、出来る技のレパートリーと難易度が増えていきます。筋トレも毎日継続することで、徐々に身体に変化が現れます。読書は以前読んだ本と比較しながら読むことで、より理解度が深まりました。このように、仕事も作業的な業務ではなく、やるほどスキルが蓄えられて成長がある業務がしたいと思っています。
また、私は1人で没頭することが好きです。先ほど挙げたリフティング、筋トレ、読書は、3つ全てが1人で黙々とやるものだと気が付きました。もちろん、誰かと一緒にやる楽しさも知っています。しかし、無理に誰かと一緒にいるのではなく、一人の時間を大切にしようという考えを持つようになりました。
②脳内の具現化
学校の宿題で出される作文や読書感想文は、多くの人は面倒に感じると思います。しかし、私は意欲を持って取り組めていたし、文章を書くこと自体が好きでした。
また、PowerPointでの資料作成に没頭した時期もあります。きっかけは、図解ツイートです。Twitterでたまたま見たとき、「こんなに考えを綺麗に纏める方法があるんだ!」と衝撃を受けました。それから図解やPowerPointに関する本を10冊以上読んで、資料作成を学びました。
ジャンルが違うものだと、画像加工や動画編集にハマった時期もあります。
③纏める・整える
私は、持ち物にこだわりがあるタイプです。と言っても、物自体へのブランドや素材とかではありません。気に入らないものがあると、それがずっと気になって仕方が無くなってしまうんです。例えばネットで購入して届いたらイメージと違ったものや、他の物と系統が揃っていないもの、使い勝手が悪かったものなど。だからこそ、入念に調べて比較した上で自分がこれだと思う物を買いたいんです。結果的に身の回りの物は、シンプルでミニマルなデザインに纏まっています。
勉強でノートを取る時も同じです。学ぶ行為自体よりも、自分なりに綺麗に纏める行為の方が好きなのかもしれません。「ノートは綺麗に書かなくていい」とよく言われますが、どうしても時間を掛けてしまいます。
また、普段の生活も整えたいという意識があります。生活を整えるというのは、毎日を大切に生きるということです。自己分析を始めた頃は、これを自分の理想通りに全て行動することだと勘違いしていました。典型的な完璧主義者です。しかし、本で読んで納得しました。完璧主義者は決して完璧な人ではなく、理想の完璧を追い求める人だと。ましてや出来損ないの私は、理想の生活するためのタスクを幾つも設けて苦しいだけでした。今は毎日継続することを3つ決めて、無理なく生活出来ています。
さっき②で答えた脳内の具現化も、これに通ずると思います。
この3つの価値観を装備してから、改めて職業や業種を見てみました。すると、自分がその仕事に対する適性を、明確な意図を持って判断出来るように。そして判別作業を続けた結果、プログラミングに出会いました。
プログラミングは私の価値観にピッタリでした。
①思考の深化は、プログラマーに必要不可欠です。プログラミング学習に終わりはなく、日々新しくなる情報をインプットし続けなければなりません。タイプの継続して蓄積も1人で没頭も、プログラミング学習をする上での強みになると思いました。
②思考の具現化では、プログラミングが具現化する新しい手段となる訳です。画像加工にハマっていた時期に、グラフィックデザインを学ぶ道に進むことを考えました。しかし、当時の私は「凡人の自分がクリエイティブ系に進める訳が無い」と、すぐに諦めました。ですが、Web制作はデザインを考えることもできます。デザインとは、問題を解決するために計画・制作して伝えることです。表現したいものを作り、見た人に解釈を与えるアートは区別しなければなりません。Web制作を学んでから、デザインは"センス"ではなく"スキル”であることを知りました。
③纏める・整えるも、Web制作に当てはまる部分が多くあります。コーディングでは、綺麗なコードを書くことが重要です。ただ実装されればいいのではなく、処理速度の問題や他人が読むことを考慮しなければなりません。私はまだまだ実力不足ですが、最大限整った綺麗なコードを書けるように意識して制作しています。
特にWeb制作で、この価値観は発揮できると考えました。Web制作は、クライアントの目的達成や問題解決の役割を担っています。案件定義で目的を可視化して、それをWebサイトという形に整える。これは、私の強みが存分活かせると思いました。デザイン面でもユーザー目線を持ち、見やすい整ったサイトを作成したいと思っています。これはノートを纏めている行為と通ずるものがあると感じました。
このような経緯で、2021年6月にプログラミングの世界に飛び込みました。それから今日まで、毎日平均5時間はプログラミング学習を行えています。9月には、初案件を頂くことも出来ました。プログラミングスクールで出会えた人もたくさん居ます。まさに没頭出来ていて、毎日とても充実しています。これからも、日々精進していきたいです。
次回は、私が入会したプログラミングスクールの話をできたらと思います。ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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