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【これが真実⁉️】メディアが日経平均株価を取り上げる理由

これからの時代に向けて

皆さんこんにちは、こんばんは!VAN蔵(@kkkse10007)といいます。

私は30歳の元法人投資家で、
現在は、投資歴7年の個人投資家です!

2024/8/5に日経平均株価が大暴落しました!

こんな時だからこそ基本に戻ることが大事です。

本記事では、「日本の株価指数」について詳しく説明していきます!

皆様の金融リテラシーを高めるための参考になれば幸いです。

それでは、いきましょう!!

※前回までのマガジン記事を読んでからの方が今回の内容を理解しやすくなります。

ぜひ、こちらと合わせてお読みください。




代表的な株価指数の種類と構成業種割合

株価指数にはたくさんありますが、
その中で代表的なものを挙げていきます。

日経平均株価(日経225)

  • 特徴: 東京証券取引所第一部に上場する、主に大企業225銘柄の株価の単純平均で算出されます。

  • 注意点: 構成銘柄数が少なく、大企業の動向に大きく左右されやすいという特徴があります。そのため、日本の株式市場全体を正確に反映していない場合もあります。

  • 注意点: 電気機器の割合が大きい!

日経平均株価構成銘柄業種割合


TOPIX(東証株価指数)

  • 特徴: 東京証券取引所第一部に上場する全銘柄の時価総額の加重平均で算出されます。

  • 特徴: 日経平均株価に比べて、より多くの銘柄を対象としているため、日本の株式市場全体をより幅広く反映しています。

  • 特徴: 時価総額の大きな銘柄の影響が大きいため、新興企業などの小型株の動きは捉えにくいという側面もあります。

TOPIX構成銘柄業種割合

JPX日経400

  • 特徴: 流動性が高く、業種や時価総額のバランスがとれた400銘柄で構成されています。

  • 特徴: 日本株式市場の中核的な銘柄を網羅しており、投資対象としても人気があります。

JPX日経400構成銘柄業種割合

※グラフは、日経の指数公式サイトをもとに作成
※2024年6月末時点で作成


グロース250

  • 特徴: 東証グロース市場に上場する時価総額上位250銘柄で構成。成長性の高い中小企業が多く含まれており、日本株式市場の成長性を測る指標の一つとされています。

  • 注意点:流動性が低い(小さい)市場のため値動きが激しい


ニュースで「日経平均株価」だけ取り上げられることに違和感

ニュースで、「日経平均は前日よりも200円高の38000円でした」

というのをよく耳にすると思います。

聞いた感じ、日本株全体が上がったんだと感じるかもしれません。


しかし、上記の内容を理解すると、
違和感を感じるようになってきます。


実際に、日経平均が3%上がったのにTOPIXは1%しか上がってない!

という現象が結構よく起きます。(逆はあまりない)

なぜなら、日経平均は日本株を代表する225銘柄だけの指数に対して、

TOPIXには2,160銘柄あるので、
日経平均より変動幅が小さくなります。


さらに、TOPIXは日本の株式市場全体をより幅広く反映しています。

だから、日経平均株価は上がったのに、日本株全体は上がっていないということが起こるのです。


なので、メディアが日経平均株価を取り上げる理由の1つは、

数字が大きく見えて受け手にインパクトが残るからではないかと思います!

そのため、この記事を読んで頂いた皆様は、メディアの戦略を理解した上で新聞やニュースを見てほしいなと思います!

メディアの戦略はすごいなあ

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