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風邪の引き始めに、北米ではエキネシアvs日本中国は葛根湯〜自然治癒力↑し風邪を軽く済ませる自然療法の知恵

コロナ共存時代が始まってから、うっかり風邪も引けなくなりました。それまでは年に一、二度は軽い風邪をひいて、免疫をつけたり確認してたんです。ですが今は、バスの中とかでくしゃみや咳払いもできない。西洋人には中国系にみえる私ら日本人は、すごい目で睨まれたり避けられたりしますからね。

でもバンクーバーは、湿気が低くて日が沈むと結構寒い。寒暖の差があるので、風邪をひきやすい気候なのです。

私の風邪は、喉の痛みから始まるのですが、そんな

風邪の引き始めに強い味方があります。北米のおばあちゃんの知恵、

★エキネシアというハーブティやアルコール抽出液のオイルやサプリ

エキネシアのお花はこんな感じで、小さいひまわりをピンクにしたようで、可愛くてきれい。今の夏、6−8月が開花シーズンで、きれいに咲いています。

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うちのアパートの共同ガーデン畑に、エキネシア大好きな隣人のカナダ人女性が植えて、手入れしてる。毎年こぼれ種で育つので、一度植えたらそのまんまで便利な生命力の強い植物。彼女のおばあちゃんが、

>かぜを引いたと思ったらすぐ、エキネシアティーを飲むんだよ。自己免疫力や治癒力を高めて、風邪の菌と戦ってくれるハーブだから。

って教えてくれたらしい。なので、身近にエキネシアがないと、落ち着かないんですって。北米、アメリカでもカナダでも、エキネシアは一番人気のある自然療法ハーブ、だと思います。市販品のスプレーやオイルもたくさん売ってる。

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写真の左が、エキネシアの葉っぱと花を乾燥させた、うちのアパートの自家製・有機のドライエキネシア・ハーブティー。その隣のスプレーボトルは、エキネシアのアルコール抽出液の喉スプレー(市販品、15ドルくらい)です。喉が痛いな、風邪ひいたかな?と思ったらすぐ、喉の奥に2、3回シュッとすると、痛みが和らぎます。

さらにエキネシアは、体の自己免疫力を強めて、風邪の菌と戦うサポートをしてくれるとか。なのでエキネシアのハーブティを飲んで、体温を上げる。そうすることで、風邪の菌を早めにケアし、できるだけ早く、軽い風邪の症状で済むようにできるのです。

日本では、葛根湯というツムラの漢方を飲んでいました。

これは病院で処方箋で出してもらってましたが、市販品もあるのかな?葛根湯も近年は人気になってきてるようだから、知ってる方も増えていると思います。

葛根湯はエキネシアと同じく、体温を上げて熱をだし、カラダが風邪の菌と戦うサポートをしてくれる、伝統的な漢方です。エキネシアと違うのは、葛根湯のほうが発熱や眠気が強くて車の運転等ができなくなること。体へのショックが少しあるので、仕事も勉強も家事もすべて捨てて、眠る体制を取ってから飲む必要があります。熱も38度以上出たりするので、体力も奪われますし汗もびっしょりかける。だから効き目強い薬、漢方扱いなのですね。

エキネシアのほうが、効き目がマイルドだけど、じんわり効いてる感じ。たまに風邪の菌が強いと、効かないこともある。だけど発熱でぶっ倒れることもないので、仕事や勉強もなんとかできる。というメリットもあります。

でも、風邪をひいたなと思ったら、引きはじめが肝心。すべてを捨てて寝る体制に

なり、エキネシアや葛根湯を飲む前に、体力を奪われないようアイスクリーム やヨーグルトでカロリーを、ポカリスエットを二倍に薄めたスポーツドリンクで、水分、塩分、糖分などをしっかりとる。そして汗をかいたときの着替えをそばに置いて、とにかく寝倒す。

エキネシアや葛根湯が体の中で、風邪の菌と闘っているのを邪魔しないことが大事。だからとにかく寝て、体力温存と休息をするのです。

私はエキネシアか葛根湯で、だいたい2、3日で風邪の症状を一通り済ませて回復します。のどの痛み→寒気→発熱・発汗→鼻水→くしゃみ→咳(せき)ときて、ほぼおしまい。目が覚めたらスポーツドリンク補給して、汗をかいた服を着替えて、また寝るの繰り返しをしてたら、早ければ1日ほどであまりこじらせずに治ることも。

以前は、西洋医学や医者が万能だとぼんやりと信じていたので、風邪の時は病院へ行っていました。

化学物質の薬を飲んで、風邪の症状をむりやり「治していた」つもりでしたね。熱をさげたりくしゃみを止めたり、今思えば、体が風邪の菌と戦うために起こしているアクションを、西洋医学の対処療法という処方薬でさんざん邪魔して、風邪を悪化や長引かせていました。知らないって怖いわ、苦笑。

大きな手術をして、抗生物質と全身麻酔の強いケミカル薬を体にぶちこまれたため、私の体はケミカル・化学物質な西洋医学の薬を、ほぼ受け付けなくなりました。西洋医者の処方箋の薬、大手製薬会社で作られてる薬に、アレルギー反応っぽい蕁麻疹がでたりするんです。体がめいっぱい拒否ってる感じ。

一般的な医者、メディカルドクターMDに対する、自然療法ドクターNDとは?

なので、風邪やじんましん、癌など、医者が治せない病気のときは、自然療法や民間療法、ハーブ療法などを行う、自然療法ドクターやセラピストたちのところへサポートを求めて行きます。特に自然療法ドクター、ナチュロバシー・ドクターとは、北米の2/3くらいの州政府が、西洋医学の医者、いわゆるお医者さん、メディカルドクターと同じ、公的資格だと認めている新しい「医者資格」です。一部保険も効くし、専門の4年大学行かないとなれない、強いて言えばハーブドクター、かな。国の資格じゃないから知らない日本人は多いでしょう。でも北米では州政府、特に健康志向が強いBC州やカリフォルニア州とかが公認してるので、健康志向の人たちは知っています。

メディカルドクター、西洋医者、日本の一般的なお医者さんが、風邪を治せないのは、北米の健康志向の人たちの間では、常識になっています。対処療法という、病気の症状がでたらとりあえずそれを抑え込む、というのが医者がやってること。だから、体の自己免疫機能が働きだしても、それを抑え込んで邪魔してしまうから。

(でも一般大衆、ジャンクフード食べまくってるようなウルトラデブなひとたちは、風邪や頭痛になったらアスピリン、商品名タイラノールなどのケミカルな抗生物質を飲みまくり、風邪の菌を殺そうとして自己治癒力も殺しがちです)

外科的なケガや盲腸なら、血が出てる患部を治せばいいんで、西洋医者の出番です。ですがどこが病気の元か?やカラダの原因箇所がわからない病気、生活習慣病やじんましん、アレルギーなどは、医者は治せないんですね。日本では医師会が強いので、まだ医者が万能だと思ってる人が多いようですが、北米では民間療法、自然療法を信じる人たちが増えています。

政府も医者が病気を治せず、保険料がかさんで保険システムが破産してるのにうんざりして、医者以外の治療法や治療者を推進してる空気もでています。自然療法ドクターを国家資格ではないが、州政府資格、日本だと都道府県ごとに公的資格だと認めている。それも一種のテスト、脱医者システムとして、医者以外の治療者を探しているのかなあと思います。

うちは病院一家で医者も多いから、医者が無用だとは言いません。が、私も癌になって余命宣告を受けた経験から、

>医者に治せない病気、癌やアレルギー(アトピーなど)が増えてるな、

というのは身にしみています。なので過分な期待をせず、彼らが得意な検査・診断や外科的手術のみ利用して、ほかの自然療法や民間療法、ハーブや医食同源でよい食事なども併用する。

医者に病気を治してもらおうと盲信・依存するのではなく、自分主体で病気を治す。

医者はそのサポーターのひとりにすぎない。という、そういうメディカルとナチュロパシーの両者のいいとこどりをする考え方を、ホリスティック医学、といいます。

一般的なお医者さんでも、自分らが治せない病気、難病が多い、ということを謙虚に認めて、自然療法・民間療法、食事法などを勉強してる、ホリスティックなお医者さんも増えています。私の甥と姪も若い医者ですが、漢方やハーブ、レイキなどにも興味があるよう。エキネシアハーブも教えてあげて、お土産にのどスプレーをあげたりしました。西洋医学でも民間療法のハーブでも、いいとこどりで利用する。それがホリスティックの意味だと、私は理解しています。

エキネシアのハーブティー、買うとわりと高いんですよね。なので、このお花が終わったら、みなでせっせとドライハーブにしてお茶にします。一年分ストックしておけば、風邪薬も医者も不要。自然治癒力を高めるということは、インフルエンザだけどコロナ予防にも多少効くんじゃないか?の期待を込めて、ちょっと寒気を感じたらエキネシアティー、を今年はもっとマメにやろうと思います。

夏はいろんなハーブがたくさん茂っているから、せっせと日干ししてドライハーブにし、一年分備蓄しなくちゃね。という、昔の人の知恵、自然療法、民間療法も好きな私にとって、夏は忙しい季節です。

みなさまも、風邪をひいたら早めに休んで葛根湯(通販で、あれば、エキネシアも)。漢方に寛大なお医者さんとご相談の上、お試しあれ。


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