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ワーホリで出逢った日本人は、もしかしたらあなたの大切な友人になるかもしれない 〜帰国後の話〜

以前、こんな記事を書きました。

3カ国のワーホリを終え、日本で自粛生活を過ごして

一層この想いが強くなりました。

日本中の、または、世界中の友人と、SNSで会話し、電話し、
さらには会いに来てくれた。

そんな友人が、日本中にいると思うと、

ワーキングホリデーに行って、あの時あの思い出を一緒に共有できて、よかったなとしみじみ思うのです。

一人でいると寂しく・・・ない。あんまり。

家に一人でいると、

寂しい、とか、
孤独感、とか、

日本で社会人生活をしていた頃は、
以前はすごく感じていた気がするのです。
たとえ家族と同居していたとしても。

けれど、ステイホーム期間のこの10ヶ月ほど、
一人で基本的に過ごしていますが、

全くその気持ちが芽生えません。

ダラけてんなー。とかは思いますが。笑

便利な世の中は世界の繋がりを密にさせる


私がワーホリ最初の国カナダに行った時ぐらいから

SNSの魁、Facebookが世界で普及し始めました。

もっと前に、私が海外留学などをしていたら、

きっと、文通や、高額な国際電話しかツールがなく、ご縁も続くのが難しかったでしょう。

本当に良い時代に旅を覚えたなと思います。

だからこそ、10年以上経っても、いまだに仲の良い友人の動向はわかるし、SNS内で会話もする。

しかも、私は幸運な事に、

定期的に電話をして近況報告する友人が何人かいます。

皆、オーストラリアやニュージーランドで、生活を共にしていた友人です。

海外での短期間でそんなに仲良くなるの?

行った人にしかわからない、その環境を得た本人にしか分からない事ですが。

知らない環境で、0から生活を築く事。
しかも、言語も違い、頼る場所から探さなければいけない事。

たくさんの課題を乗り越える為には、一人で越えることはとても難しい。

精神的にもとても辛い。

そんな時に、いつも話を聞いてくれた人達

職場の同僚
シェアハウスの同居人
旅で出会った人たち

自分がどん底の時に、救ってくれた人達には、本当に心の底から信頼するし、日本では感じることのない、友情が芽生える。

友人というより、親戚、家族に近いです。
離れるときは、胸が張り裂けそうになるほど辛い。

もちろん、そうじゃない人もいます。
そうでない人とは、基本的に関係は続きません。

自分がドライなら、相手もドライです。

つまり、自分が一生懸命に生きていれば、周りも、一生懸命に助けてくれる人たちが集まってくる、ということです。

類は、友を呼ぶ。

たくさん話した。だから、またたくさん話す

海外にいる時、ヨーロピアンの人たちにたくさんの価値観を学びました。

彼らは、基本的になんでも話し合う。ディスカッションが好きです。

人の顔色は気にしない。なぜそうなのかを突き詰める。

そんな環境に身を置いていた日本人同士だからこそ、オブラートに包むのではなく、
本当にその人のことを思って正直に意見を述べる。
もし、その意見に不服なら、反論してもらう。

匙を投げたり、話を流したりはしない。

勿論、初めはそんなにうまくはいきません。
日本人は日本人同士で、団体心理で動いていて、正直悲しいところがありました。

そして、それを友人だと思うから、正直に言いました。
面と向かって、事実や改善方法を話し合いました。

だからこそ、今でも、ワーホリ仲間が相談の電話をしてきてくれます。
私も、悩むとすぐに相談する。

表裏のない関係性が、とても心地よい。だから、今も続くご縁がある。

久しぶりの再会だけど、そう思わない

オーストラリアのファームにいたのは、3年前。

3年ぶりに、先日日本で友人に再会しました。

3年ぶりの再会って結構ギクシャク・・・しません。

何故なら、会っていなくてもずっと連絡を取っていたから。

あれ?前回会ったのオーストラリアだよね?
いつも話してるから記憶が。笑

という感じです。

思い出話ばかりだと、そんなに毎回連絡しません。

ワーホリ仲間とよく話すことは、

次は何する?

という未来の話です。

ワーキングホリデーに行った後に、話を理解してくれるのは、やはり、同じ環境を経験した友人です。

地元の友人も、理解はしてくれますが、共感はできません。なぜなら、同じ経験をしていないから。

私も、勤続10年の友人の話に、尊敬はできますが、共感はできません。なぜなら、経験していないから。経験してもいないのに、わかるー!とは、言えません。

過去を振り返るのではなく、過去の経験をいかに未来に生かしていけるのか。

そんな話をできるようになった自分を見ると、

海外に出て本当に良かったと思いますし、海外で出会った日本人のご縁に恵まれていたなと思います。

日本人・日本人環境で、行った意味ってあるの?


英語ができない人は特にこの壁に当たります。

日本人同士で楽しく海外生活は送れてしまうからです。

そして、なんでこんな事になったのだろうと何かを責めたくなる。

そこで埋もれず、その仲間と、英語を学ぶすべを見つけていく。

英語がなくても、ワーキングホリデーなのですから、ホリデーとして来たならそれで良い。

長い旅行のようなものでもありますから。

自分が満足していればそれで良いと私は思います。

今の環境ではないと思うなら、自分が動く。

一番大切なのは、自分が常に進化するということです。

周りの環境は、自分の進化によって変わります。
他人のせいにしていたら、何も変わりません。

外国人の友人はどうなの?

もちろん、彼らも私にとって、大切な友人です。

ただ、友人には変わりなくとも、ニュアンス的に立ち位置が違うのです。

明確な答えを欲しがる国民性からすると、もどかしいですが、

海外ではニュアンス・フィーリングをすごく使います。

海外の友人は、

異文化を教えてくれた先生であり
一緒に飲み明かした仲間であり
また世界のどこかで再会したい異国に住む友人である。

英語という第2言語で繋がった、自分で掴んだご縁

という印象です。

現在も勿論電話も連絡もします。そこで感じるのは、

自分が進化した。という事です。

ご縁が続くかは自分次第

どうでも良いと思うならそれまで、

連絡しても、そのままご縁が途切れる人は結構います。

それでいいんです。

一度連絡を取るという行動をしたから、自分も満足。

お互いに必要とする関係というのは、そんなに頻繁に見つかるものではありません。

一人ひとりと向き合って、切磋琢磨したからこそ、今の関係がある。

これは、どこに住んでどこで生活していようと、言える事ですね。

終わりに

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

私のワーホリ体験談はこちら

今日も良い日になりますように:)

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