挫折とは何か。挑戦とは何か。太田潤のバルセロナ滞在記。
現在、午前4時、全く寝れないので気持ちを整理しnoteに書くことにしました。
今日バルセロナに来て2チーム目の練習参加兼トライアウトを受けてきました。
このチームは現在スペイン5部、カタルーニャ1部リーグで戦っておりだんとつで首位を走っているチームで、来シーズンは4部昇格の可能性がかなり高い状況になっています。
そんなチームに参加するにあたって、こんなチャンスはない。絶対に物にする。全てを出す。
そんな意気込みで家を出て、電車に乗り、グランドへ向かいました。
そして練習を終えた感想は
何も出来なかった。です
本当に悔しいです。
久しぶりに悔しくて泣きました。
帰りの電車では気付いたら乗り換えの駅が過ぎてました。
帰って寝ようとして目をつぶっても練習のことを思い出してしまい、改善点を考えて、イメージしてを繰り返してます。
でもレベルの高さが故に楽しかったのは間違いないです。
このレベルで早くプレーしたいと思いました。
そのためにはチームから必要とされなければならない。
考える良いきっかけです。
私の長所はキックを活かしたロングパスやサイドチェンジ、ミドルシュート。
対人、球際の強さ。
それらを活かすためにはどうすれば良いのか。
前回の練習参加でも思ったのですが、アピールしようとするとどうしてもボールを保持しようとしてしまいう癖があるようです。
ボールを持ってあ何かをしようとしてしまう。
違う。
太田潤が与えられる価値はそこじゃない。
私に誰もトリッキーなプレーやドリブルでの突破など求めていません。
もっとシンプルにやる必要があると思いました。そのためには見えていないといけない。
見えてる範囲も狭すぎました。
自分がフリーかどうかで精一杯。
ターンして逆サイドが空いてると思って蹴ろうとしたら後ろからのプレッシャーを感じ判断を変更して前へ運ぶ。
でもそれじゃ私の良さは出ないんですよね。
ファーストタッチで初めからサイドチェンジが出来る場所に置けていれば蹴れてたはずです。
もっと一つ一つのタッチの無駄を省けるなと感じました。
そのためにもっと見て予測して考えなければ。考えるためにはファーストタッチを意識してる暇なんてありません。
だから意識しなくても100%自分の場所に止めれるくらいにならないといけない。
やらないといけないことが溢れてきます。
早く練習したくてたまらないです。
もっと上手くなりたい。
まだ上手くなれる。伸び代がある。
本気でぶつかったからこそ見えたものだと思います。
目標としている舞台までの距離もやっと肌で感じることができました。
正直、今の時点で私がこのチームから必要とされることは無いと言い切れます。
しかし、私にはまだ後2回も練習に参加することが出来きます。
また一つ失うものが無くなりました。
得るものしかありません。挑戦するのみです。
また全力でぶつかって新しいものを感じとって上手くなりたいと思います。
この日の夜を忘れないためにも言葉にして良かったです。
本当に悔しいなぁ。
現場からは以上です。
挫折とは何か。挑戦とは何か。太田潤のバルセロナ滞在記
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