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子どもにとって言葉はオプションに過ぎない。その事に気づかない大人は言葉で操作できない子どもを嫌う。

典型的な会社員を辞めてちょうど半月が過ぎた。一応会社員ということには変わりないが、時間の拘束がない立場なので、時間の自由度が高い反面24時間仕事のことを考えてしまう。もちろん好きでやっているのでそれでいいのだが、趣味のキャンピングトレーラーYouTubeの更新が明らかに下がり、チャンネル登録してくださっている方々にご迷惑をかけている。


幸い、我が社では保育園も経営しているので、スライドで学童に通う子も少なくない。我が子も保育園に通っているので、私は子どもたちにとっては、〇〇君のパパとして名が知れている。ただのバスの運転手のおじさんよりも親しみを感じてくれている。だからこそ、学校が終わって、私が運転する送迎バスに乗り学童に着くまでの時間を最高のひとときとしてもてなしたいと思う。

今日、1年生の子が初めて「ねーねー、あのね・・・」と運転する私に話しかけてきてくれた。10人乗りの1番後ろに乗る1年生の声はかすかにしか聞こえない。しかし言葉を逃さないように、耳をダンボにして話を聞いた。そしたら、クリスマスのプレゼントでもらう予定のおもちゃの話を熱心にしてくれた。そんな子どものピュアな話に胸を打たれながら、しかし耳はダンボで安全運転をした。正直聞き取るのが精一杯で適当に返事をした部分もあったかも知れないと、今思い返すと少し反省点である。

今日、1年生の子が初めて「ねーねー、あのね・・・」と運転する私に話しかけてきてくれた。10人乗りの1番後ろに乗る1年生の声はかすかにしか聞こえない。しかし言葉を逃さないように、耳をダンボにして話を聞いた。そしたら、クリスマスのプレゼントでもらう予定のおもちゃの話を熱心にしてくれた。そんな子どものピュアな話に胸を打たれながら、しかし耳はダンボで安全運転をした。正直聞き取るのが精一杯で適当に返事をした部分もあったかも知れないと、今思い返すと少し反省点である。

こうして今日の仕事のことを、個人のツイートで振り返っていること自体、今までなかった。もちろん前職は技術系の仕事なので、内容を気軽にツイートができなかったということもある。しかし、子どもたちの貴重な時間を赤の他人なのにその子どもが頼ってくれて、一緒に過ごす仕事は、とてもとてもクリエイティブだし、常に偶有生に満ち溢れエキサイティングだと言うことは半月しか関わっていない私でも理解した。

こうして今日の仕事のことを、個人のツイートで振り返っていること自体、今までなかった。もちろん前職は技術系の仕事なので、内容を気軽にツイートができなかったということもある。しかし、子どもたちの貴重な時間を赤の他人なのにその子どもが頼ってくれて、一緒に過ごす仕事は、とてもとてもクリエイティブだし、常に偶有生に満ち溢れエキサイティングだと言うことは半月しか関わっていない私でも理解した。

昼間もツイートしたが、私は新事業のプロジェクトを進めながら、我が社の既存事業である学童保育のお迎え運転手を担当している。そんな仕事しているの?と思うかもしれないが、この仕事は奥が深い。民間の学童は、同じ小学校の子どもたちが集まるわけではなく、その特色に共感した少し離れた子どもたちも集まってくる。その子を車でお迎えに行く、時には2人っきりになることもある。その子にとって親でもなく、学童のスタッフでもなく、バスの運転手かもしれない。でも、学校が終わって私が運転するバスに乗ることが、その子にとっては命を繋ぐ重大な問題となっている。


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