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こどもが楽しめない東京の銭湯に未来はない

東京の公衆浴場は混浴禁止となる年齢を、10歳以上から7歳以上に引き下げた。これを受けて感じたことは、東京の銭湯は終わったな、ということだ。

7歳になるまでに1人りで入れ??

マジっすか!?6歳までに赤の他人がたくさんいる公衆浴場へ1人で入浴して楽しめということですか!!マジ無理でしょ。

現代における公衆浴場とは

そもそもほとんどの自宅に湯船がある現代において、必ずしも公衆浴場が必要ではないという言い分はわかる。

だからこそ、生活のルーティンとして訪れるだけでなく、癒しや楽しさ、家族とのつながりを深める機能が公衆浴場にはあると思っている。そして、裸で他人と接する独特の空間では、マナーが他のどんな状況よりも見に着くとことをこどもを0才から公衆浴場に連れてく経験から体感している。

おじいちゃんと。片親では。

たとえばおじいちゃんが孫を連れて行き、孫は銭湯の楽しさを知って1人で入れるようになれば、その子はきっと大人になっても銭湯を利用する。だが7才だから1人で入りな。となったとしたら、とてつもなくしっかりした子でない限り銭湯には行かなくなるだろう。

それ以外にも片親しかいない場合はどうだろう。

もしこどもが異性だとしたら、7才で1人で入れるような稀なこどもを除き銭湯や公衆浴場とは縁がなくなることは間違いない。

引き下げた理由がクズ

年齢のを引き下げた理由に、こどもが恥ずかしいと感じる年齢が6〜7才だから。という事だが呆れて口がポカンと空いてしまう。

我が家のように妻も私も温泉観光士で温泉マニア家族の場合、ママとこどもとパパでみんなで銭湯に行き、男女別れるときにこどもが決める。

お姉ちゃんは誰と入るの?→今日はパパと!この前はママと入ったから!
弟はどうする→お姉ちゃんがパパなママと入る、1人では可哀想だもん。

こんな調子で、どちらと一緒に入るかが決まる。

もちろんいろいろな家族や親子関係があるのは重々承知。

ただこれだけは言える。

恥ずかしがっていることもを無理やり混浴させる親などこの世には存在しない。もし存在するとしたら単なる虐待であり、混浴する年齢を変えてもそれは解決にはならない。

東京の銭湯は今の世代で終止符

以上のことから、東京の銭湯文化は今の世代で終止符を打つことになるだろう。非常に残念でならないが、時代とはそういうものかときっぱり割り切る。

温泉文化がまだまだ根強い他県に行ってこどもたちに温泉の楽しさやマナーを継承していく事にする。

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