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たまには山を歩いてこどもの身体性を鍛える。これも育休パパの役目だな

今日は妻が出産入院をして4日目。こどもたちもパパとの生活が少し慣れてきた。相変わらず4才の息子は「ママはまだかな〜」と、ふとした瞬間に呟く。

病気じゃないし、母子ともに健康だしくよくよしていても仕方ない。と言うことで、こどもたちと行ってみたかった払沢の滝に行ってみることにした。

滝を見に行こうよ!

4才の息子は公園に行ってもすぐに「パパ抱っこっ」と歩かなくなり、パパの筋トレになってしまうので滝を見に行くのも不安だった。

でも今日「前に言った滝見に行かない!?」と聞いたら、こどもたち揃って「いくー!!」といい返事が戻ってきた。

息子に「お山歩きだけど頑張って歩く?大丈夫??」と聞くと。うんうんと得意そうな顔をして頭を縦にふる。もしかして、まだ会ったことにない弟のおかげでお兄さんになった勇気が湧いているのかもしれない。

よし、息子を信じよう!と同時に抱っこする覚悟も決めた。

東京都檜原村にある払沢の滝は、落差62m。駐車場が完備されていて遊歩道も歩きやすい。(車椅子では無理だが4才の息子が歩いていける)冬には凍りついてとても東京とは思えない大自然を感じることが出来る。

ついたよー

駐車場につくとこどもたちは大喜び。檜原村は深い谷なので、15時でも薄暗く寒い。8才の長女は、遊歩道の入り口で「ねえパパ、ここ、クマでない?」と自信を持って返事出来ない質問がきた。いつでも我が娘は的確は状況判断能力があるから、返答に戸惑うことが多い。

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この遊歩道の面白いところは、途中に可愛い売店があること。こんなところにお店あるの!と驚く。まるで絵本のようだ。

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奥の緑色の建物がそれだ。木で作ったお土産が売られているお店で、昔は郵便局だったようだ。

息子はまだずんずん1人で歩いていく。ここから少しだけ岩があるところを歩いたり段差が高くなる。もちろん大人では気にならないレベルで歩きやすい遊歩道だ。

運動神経のいい、長女が助けてあげるが自分でできそうな時は手を払う。でも心配なところは長女が助けようとして頼りたいと思うと素直に手を繋いでいるところがとっても愛おしい。

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少しの段差だが、ちょっとこわい。この先、思いやられる。

滝が見えてきた!

大人の足で10分のところ、20分ぐらいかけて滝が見えてきた!

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ここから、さらに滝に近づけるのだが岩のぼり状態になる。さすがに息子は「抱っこっ」といってくるだろうなと覚悟をして滝へと歩いていく。

岩肌を歩く道

これは無理だろうと「抱っこしようか?」と聞きそうになったが息子の勇敢に顔を見て「手をつないでパパと登ろう」というと、うんうんと頭を縦に振る。

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パパとしては「え!マジ自分で行く気なの!すげー」と内心驚きながら手をつないで上まで手をつないでのぼりだした。

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この先滝の目前は足場が悪く、抱っこだとかえって怖かった。登り切った息子の顔は本当にお兄さんに見えた。

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帰りは抱っこっかな

帰りは抱っこだろうと、覚悟を決めて降りようとすると「パパ、抱っこっ」の声がかかった。もちろん覚悟を決めていたので「わかったよ」とスッと抱き上げて岩肌の階段を降りた。

下に着くと、自分で歩きたそうなそぶりを見せたのでおろしてみると、スタスタ歩き出した。しかも岩肌を登る前とは明らかに足取りが軽くなっている。ぴょんぴょんと降りていく。

岩肌を歩いて登った自信と、その経験から身体性が上がり上手に体を使うことが出来るようになったのだ。

こどもの体、脳の発達は本当にすごい。ゲームが上手くなるのとはまた違った達成感があるようで、とても楽しそうな顔をしている。

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帰りは長女の前をずんずん歩いていく。「かっこいーよ」と褒めるともっと早くなる(笑)崖から落ちそうで怖い。。。

自然を感じる大切さ

1時間余りの自然体験が、こどもの脳や体に大きな影響を与えたことを痛感した。ここが自宅からそれほど遠くない大自然というのもいいのかも知らない。

自然が身近にあって、少し不安だけれどチャレンジしてみて遂げた達成感。しかもゲームではなく自然の中で体の感覚をフルに使って感じた1時間。こういった時間も男性育休をとったパパの役割なのかもしれないな。

滝の動画はこちら↓


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