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【HEC Paris 留学編 4】月200€でフランスの食文化を満喫する―前編

フランスの生活も早2か月。気になる食費と食卓事情のリアルをご紹介します。

1.食費

2023年9月の食費は226€、10月は190€です。
外食は月に3回以内(ランチ含む)で、外食費は除外しています。
また、9月はまだ到着から日が浅く基本調味料やパスタ・缶詰などの保存食材を次々買い足していた時期なので、平均額より少し高めかなと感じます。保存食・調味料を一通りそろえ終わった今の食生活であれば、朝昼夜、三食食べて、1か月でおおよそ200€くらいになりそうです。
どうでしょう?想像よりかなり安いんじゃないでしょうか?

2. 毎日のメニュー

食費の割には、結構充実した食生活を送れていると思います。

トゥールーズソーセージのグリルといろい色野菜のトマト煮込み
ソーセージとトマト煮込みのバゲットサンド
ジャンボンブランのサラダシェーブルチーズのドレッシング
あまりもののニンジンとベーコンのクリームラビオリ
具たっぷりのオープンサンド
ブータンノワール・ポムとプルーンルージュのソテー
ズッキーニとマッシュルームと鶏むね肉のクリームパスタ
アルザス風ジャガイモとカリフラワーのマンステール焼
ベーコンとマッシュルームのクリームフィットチーネ
食べきれなかったポトフとポテトピューレのマロワイユチーズ焼
ブータン・ブランとリンゴのソテー
日々ダイニングテーブルに山盛りのフルーツ


こちらにしかない野菜も見かけるので、レシピ検索して試してみると楽しいです。また、ジャンボンブランとシェーブルチーズのサラダなど、日本で作ると高くつくものが、こちらではほんの200円程度でどっさり作れてしまうので、日本食やアジア食にこだわるよりも、フランスのスーパーを見て回りながらこちらの食材を生かしていろいろと試してみる方が圧倒的にコスパよく、豊かな体験ができると思います。

また、少し大きめのスーパーに行くとチーズとシャルキュトリーの量り売りコーナーがあります(Velizy2のAuchanや、E’LeclercのMassy店など)。陳列されているものよりも圧倒的に味が良く、100g前後の少量でも販売してもらえて便利ですよ!
さらに、お値段もパック商品より安いです。(特にE'LeclercのMassyがおすすめ!)

授業と課題で立て込んでいる時は、バゲットにパテドカンパーニュとコルニションをサンドして学校に行ってランチにしたり、ジャンボンブランとチーズとパン、トマトサラダだけで軽い夕食を済ませたり、という感じでした。文字にすると質素に感じますが、こちらのパンも、ジャンボンブラン(人の顔サイズの食べ応えたっぷりのハム)もチーズも、とても味がしっかりしていて食べ応えがあり、なにより自然な味わいでおいしいので、質素どころか贅沢に感じます。

また、フランスはフルーツの種類が豊富で安く、毎日フルーツを食べています。季節ごとに次々とスーパーに並ぶ種類が変わっていくので、飽きががこず、すごく楽しいです。日本にいたころは、小腹がすくとスナック菓子やおやつ、カップ麺に手が伸びていましたが、こちらに来てから間食はフルーツに切り替わりました!それぐらい、安くて種類豊富なのです。

こんな感じでこちらのスーパーの食材を次々試しながら、フランスの食生活を存分に楽しんでいます。私の場合、お米を炊くのは、月に一回くらい(体調を崩すと、無性にほかほかの白ごはんが食べたくなります)。
それ以外は、全てフランスの一般的な食材・調味料で食事を楽しんでいます。フランスの食はレパートリーが広く、二か月たった今でも、「これ食べてみたいな」と思う食材が多すぎて、毎回買い物で悩むほど。

後編では、今まで試して気に入った、お勧めの食材をご紹介します!

体が弱った時のための、ヨーロッパで一人分のごはんを簡単においしく炊くサバイバル術は、別記事で!


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