【ひとこと感想】「言葉にできるは武器になる」を読んだ
「言葉にできる」ということは、「上手くこと話せる」こととイコールではない、ということかな、と。
この本、お勧めです!
とても納得して最後まで一気読みしちゃいました。
自分は話すのが上手い。
そう自信をもって言える人達って、どのくらいにいるのだろう。私は勝手に好きなことを話すのが好きだけど、得意とは絶対言えない。
仕事で、企画だったり、提案だったりを人に話すときに、どうしたらうまいことその気になってもらえるように話せるのだろう。そんなことを思って、この本を購入した。テクニック的なものが書いてあるのかと思って。
読んでみたら、テクニックらしいテクニックは書いてなかった。
それよりももっと大切なことが書いてあった。
なぜそれを伝えたいのか、というような、そもそもの目的から考えさせてくれるようなもので、ゆえに、上っ面のテクニックではなくて、本質を教えてもらえた気がした。
だから、そう思うとちょっとタイトルは紛らわしいかも。あくまで私は最初、小手先のテクニックを学ぶつもりだったから。結果的にそういう内容でなく、それがすとんと腹落ちしたのだけど、テクニック的なことじゃないことを最初から学びたい人には、逆にこのタイトルだとスルーしてしまう可能性があるかな、なんて生意気にも思ってしまった。
ただ、よくよく表紙を見るとタイトル以外にキャッチコピーが書いてあって、それらがこの本の本当に伝えたいことを表現している気がする。
「言葉にできない」ことは、「考えていない」のと同じである。外に向かう言葉だけではなく、内なる言葉に目を向ける。
なので、本屋さんでこの本を手に取った場合には、そこのところにも気づけるけれど、オンラインだとどうしてもそこらへんの字は小さすぎて読めないかもなー、なんて。
このままだとただ装丁をディスってるような形になってしまった、いかんいかん、そんなことを伝えたかったのではなく(汗)、とにかく、この本は、自分の考えをうまく言葉にできない、なんて思い込みをしてる人にとって、決して損はしないと思いますよ、と言うことだけ言っておきたかったっす。
結局、外側だけのハリボテじゃなくて、中身が無いとねっ。
オヌヌメ。
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