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学生を安売りしない社会を創りたい
本記事は、下記のこちらの記事の続きとなっています。
第1章 メッセージ
学生を安売りするとはどういうことか?前提
私たちが、考える安売りとかを説明する以前に、皆さんは日本の最低賃金1000円は高いと思いますか?安いと思いますか?県によっては、853円です。(2023年5月23日時点)
これだけ貴重な、私たちの人生の時間の中で、1時間たったの1000円と考えるか、1000円も!と考えるかは人それぞれだと思いますが、大事なのは、「この高いか安いか?の価値観」があるかないか?の方です。
安売りをしないように気を付けるためには、自分で納得できる価値観がなければいけません。納得できていれば、最低賃金の時給1000円で十分なはずです。他者との比較はそこには一切必要ありません。自分の人生において、時給1000円の人生で出来ることの範囲の中で、自分が満たされているのであれば、不平不満は出てきませんし、それでとても幸せであるはずです。
・ヒト
・モノ
・カネ
・情報(知恵)
・時間
・健康
・幸せ(⇔ストレス)
・環境
・社会的貢献度「深度と規模」(意訳 名声)
・権力・影響力
この10の資本の中で、人によっては、お金や幸せは、不要なモノであったり、低い数値で十分な人もいるのです。上記で、幸せと書きましたが、あくまでそれは私の価値観による尺度であり、別に幸せを求めていない人もいてもおかしくないわけです。どの資本を自分は求めていて、それが足りていないから不平不満が出てくるのかを自分で考えてみてください。
学生を安売りするとはどういうことか?
以上を踏まえて、学生を安売りするというのは、学びに真摯に向き合い、一定の成果を出すことを常に(自分にも、他者にも)求められている人が、自分の本来求めている「資本」(成果)よりも低い値で、取引を行っていること。そして、それに甘んじている状態のこと。です。
この状態の顕著な例が「愚痴が多い」です。
何事も、自分や人のせいにして、その矛先となった自分や他者を責めることで安心を得ようとします。または、そうして、自分や他者を見下すことで、「だからしょうがない」と言い訳をしたり、「自分は上である」と錯覚して、快楽を得ます。
ちなみに愚痴とは、言っても仕方が無い事を言って、嘆くことです。
他者を責める人は、ここから「悪口、アンチ」に転じます。
しかし、それをきちんと相手に届ける言葉で言える人は、「助言者」です。
もっと具体的に言いましょう。家で、テレビやニュースを見ながら、おかしいだろ!と声をあげ、それを直接政治家に届けるわけでもなく、状況が悪くなると、だから言っただろ!という人の事です。
もっと言うと、自分に発言力が無い事を棚に上げて、それを改善しようとしないのに、あたかも自分に発言力があると錯覚している人間の事です。
ここまで言えば、ギクリとする人がいるんじゃないでしょうか。
問題提起
なぜ学生を安売りしない社会を創りたいのか?
では、なぜこうも、この「安売り状態」を問題視しているか?というと、現代の日本の「アンチコメント」や「誹謗中傷」、「叩く」という行為は、たしかに世界中で起きていますし、SNSのせいであるという見方もありますが、根本の原因は、「人生の安売りをしてしまっている人たち」に対して、多くの人が見向きもしない社会だからだと考えています。
しょうがない、自分には関係ない、別に自分に問題はない、今で満足だし。
とても多く、こうした声を聴いて来ました。
その度に、何かがおかしいと思ってきました。
どうして、もっと「みんな」のことを考えないのか?と。
しかし、よくよく考えてみたら人間は、そういう生き物なのだと思います。
日本では考えられませんが、世界には、まだ、普通に、当たり前に、「飢餓で死ぬ子供や赤ちゃんたち」が居ます。一時期、その事実を知って、みんな、なんて残酷で、何食わぬ顔で、俺は知らないみたいな顔で生きていられるんだ?と、憤りと悲しさとで、苦しい時もありました。
けど、「じゃあ自分は何かを変えたのか?」その人たちのために、一生懸命働き、お金を渡せるように努力をして、毎月たった100円でも、寄付をし続けるのか?と考えたら、答えは俺にとってはNOでした。
言い訳をすると、学生であり、これは自分のお金じゃないから。とかありますが、所詮それもいいわけです。
「みんな」のことを考えて生きていける人間なんて、誰もいないと思うわけです。誰もが、まずは自分を最優先に考えて、そのついでにできる限りで、気が向いたときに人を助けたりする。または、普通にやりたいことをやっているだけなのに、人を助けていたりする。そんなものなのだと思いました。
話がそれましたが、だから、根本の原因である、「人生の安売りをしてしまっている人たち」に対して、多くの人が見向きもしない社会だからだという考えは変わらないのですが、これは見向きもしない人たちが悪いのではなく、見向きもされない人たちが悪いということです。
とても暴論で、残酷な言い方に聞こえるかもしれないので、「悪い」という表現は、正確には正しくないです。正しく言い直すと、
見向きもされないままでいる人たちを放置し続ける状態にしてしまう社会システムや、社会の文化を変えるべきである。というのが正しい結論です。
自然と、当たり前のように、誰かを助けてしまえる人たちを社会に増やしていきたいという事です。
そこで、解決のために提案する2つの案があります。
問題の解決策
解決策1
ビジネスの本質を多くの人に知ってもらえるようにする。
この解決策にたどり着いたために、私はこの記事を書いています。
解決策2
政治を変える。
そして、同じくこの解決策のためにも、この記事を書いています。社会システムや文化を変えるためには、様々な方法があるのですが、一番直接的なのは、政治の道です。そして、現代日本は、民主主義です。よって、このメディアを通して、同じように、「安売り状態」を問題視して、解決しようと試みてくれる人を増やすことで、日本の政治を変えたいと考えています。
こうした、解決策を実行するべく、引き続き!記事を書いていきます。
次回、相場を知る方法
P.S.なぜ学生を安売り「させない」ではないのか?
答えはすでに言っていますが、周りが変えようとしたところで、人はそんな簡単に変わりませんし、そもそも望んでいるか?もわかりません。自分を変えられるのは自分だけです。だから、周りがとやかく言って、価値観を押し付けるような「させない」ではなく、自分たち一人一人が何かを学び、気づきを得て、変わっていこうぜ!という意味を込めて、「しない」と言っています。この記事を読んでいる私たちは、皆学生ですから。
社会問題を解決するために立ち上がった組織です。 ニュースを見ていて、暗いニュースばかりだと感じる。その問題をどうやって解決すればいいのだろうか?そんな思いを解消したいと考えています。