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語学教育に最適かも?子連れ移住でも安心!ベトナムの幼稚園事情(1/2)

今回は、ベトナムの幼稚園の話です。

ベトナム転勤が決まった方やベトナムでの事業展開を考えている方は、お子さんをどの幼稚園に通わせるのがいいんだろう?そもそもベトナムの幼稚園てどんな様子なんだろう?と思われるのではないでしょうか。

今回は、実際に1歳半の娘を連れてベトナムに移住した私が実際に体験したリアルな幼稚園事情について書いていきます。

ベトナムにはどんな幼稚園がある?

ベトナムには、日系、外資系、もちろんローカルの幼稚園も含めて、多くの幼稚園があり、選択肢が豊富です。
ホーチミンの主要な日系幼稚園だけでも5校以上ありますし、世界中から人が集まるため、インターナショナル幼稚園も40校以上あります。

日系幼稚園では、幼稚園資格を持ち日本での経験を持つ教諭または日本語を話すベトナム人による保育がメインで、日本と変わらない教育を受けることができます。
いわゆる日本の幼稚園そのままのところもあれば、インターの要素も取り入れ、英語メインの日系幼稚園もあり園の特色は様々ですが、何かあった時には日本語対応なので、安心できます。

一方で、インターナショナル幼稚園は、様々なバックグラウンドの子どもたちと過ごすことができ、英語ネイティブの先生と英語を話すベトナム人のサポートスタッフによる少人数制クラスがほとんどです。
基本的に英語での対応なので、親が英語を話せないとなかなか不都合なことが多いです。

学費はどのくらい?

学費は日系幼稚園だと高いところで年間100万円ほどです。
例えば代表的なホーチミンの日系幼稚園である「おおぞら日本人幼稚園」の年間学費が約70万円、設備費が約30万円。
インターナショナルスクールではその倍以上するところもあります。
例えばホーチミンで1番学費が高い学校と言われている「インターナショナルスクール ホーチミンシティ (ISHCMC)」は年間学費が約120〜430万円、設備費が約40万円です。
※ざっくり計算のため詳細は園にお問い合わせください。

もちろん幼稚園が提供するカリキュラムやサービスによって様々なので一概には言えませんが、一般的には日本よりも学費は高くなると考えたほうが良いです。
そもそもベトナムでは教育にお金をかける傾向が強いので、ベースの学費も高めですがそれにに加えてオプションの選択を積み上げていくことで、トータルの支払額が高くなっていくようなイメージです。

日本の幼稚園との違い

幼稚園によって提供する内容が様々なので一概には言えませんが、私が現地で感じる日本の幼稚園との違いについて書いていきます。

朝食&バス送迎付き

忙しいビジネスマンが多いからか、朝食付きの幼稚園がほとんどです。
小さいお子さんがいる方なら分かると思いますが、朝の準備は非常に大変です。朝食から対応してもらえる点はとてもありがたいです。

また、基本的にマンション前からバスで送迎してくれます。
ちなみに私は日系の幼稚園に通わせているのですが、住んでいるマンション自体に日本人が多く、同じ幼稚園に通っている子供も多いのでこのサービスを受けることができています。
不動産仲介会社さんからも「幼稚園のバスの送迎があるから日本人が多いマンションが良い」とおすすめされました。本題とは少しずれますが、バス送迎のありなしで生活のゆとりがだいぶ変わってくるので、住居選びでは送迎バスのルートに入るか確認するのも重要なポイントです。

ママ友コミュニティの強さ

日本では同じマンションや近隣に住むママ同士でマウントの取り合いが起こったり、いじめや嫌がらせをされてしまうなどのトラブルを、たまにメディアなどで耳にすることがありますが、ベトナムではそういったことが少ないように思います。というか今のところ一度も耳にしたことがないです。
ともに異国に来た同士感や、チャレンジャーとしての絆みたいなものが生まれやすいのか、協力・助け合いの意識がとても高いです。そのため生活に役立つ情報共有を積極的に行う文化が根付いていてとても過ごしやすくありがたいなと感じています。(このあたりは別の回でも詳しくお話したいと思います!)

サービスの充実度は様々

日本では待機児童問題が徐々に解消され、逆に園児の取り合いでサービス充実度が高まっている傾向のあるエリアも出てきていますが、ベトナムでは子どもがたくさんいてまだ激しい競争が起きていないようで、サービスの充実度は園によって様々です。
例えば先生1人あたりの園児の数がかなり多かったり、預けられる時間が短いあるいは延長に対応していなかったり、連絡手段がアナログで非効率だったり、充実度にばらつきがあります。
ちなみにベトナムではZalo(日本でいうLINE)で先生と連絡を取り合うところが多いように感じます。手軽に利用できるのでとても便利です。

次回へ続く

これまでベトナムの幼稚園の特徴などについて書いてきましたが、長くなってしまったので続きは次回に持ち越します!
次回は私が個人的に考えるベトナムでの幼稚園の選び方をお伝えします!

ということで、もっとベトナムの教育について知りたい!安心して通える幼稚園を教えて!ベトナム転勤が不安!という方がいれば、VACANCE VIETNAMにお気軽にお問い合わせください!
ではまた次回!Hẹn gặp lại


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