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多種多様!ベトナムのスーパーマーケット事情
今回は、ベトナムのスーパーマーケットについてのお話です。
ベトナムでの日々の生鮮食品などの買い物はどうするのだろう?東南アジアでの買い物は屋台や市場?とイメージする人も多いのではないでしょうか?実際、ベトナムではまだまだ屋台や市場などのトラディショナルトレード、いわゆる個人経営を行っている小さなお店の比率が高いのですが、昨今、主にホーチミンやハノイなどの都市圏でコンビニやスーパーなどのモダントレードの比率が増加傾向にあります。
わたし自身、日本にいた時と同様にベトナムでも買い物はスーパーに行くことがほとんどで、基本的なものは全て揃うので特別困ったことはありません。
4年間で2倍!増加し続けるスーパーマーケット市場
ベトナム統計総局が発表した直近の統計年鑑によると、2022年12月末時点(推計)のスーパーマーケットは1,241店舗(2018年:1,007店舗)、ショッピングセンターは258店舗(2018年:212店舗)。スーパーは4年間で倍以上にもなっているそうです!
日本でおなじみのAEONもベトナム進出をしており、イオンモールは6店舗展開しています。ハノイではマックスバリュが15店舗あるなど、まだまだ規模は少ないものの、日本企業も着実に件数を伸ばしています。
ちなみに、イオンモールは日本のイオンモールとさほど変わらず、入ってみると日本のイオンに来たのかと感じさせるほどで、テナントも日本の感じに近くなんだか安心します(笑)
お店独自のルールあり!おすすめスーパーマーケット
そんなかたちで伸びてきているスーパーマーケット市場。その中でもおすすめのスーパーをいくつかご紹介します。
CO.OP MART
ベトナム地場の会社であるCO.OP MARTは、最も古く、最も多くスーパーマーケットを展開している企業です。食品から日用品まで幅広い品揃えがあるCOOP MARTは、昔ながらのスーパーという感じで、ベトナム資本ということもあり、ローカル色が濃いのが特徴です。買い物する際は、持ち物預けカウンターでバッグを預けなければいけない独自ルールがあります。日本ではお客さんからクレームが来そうなルールですね。
Emart
我が家もよく行く一番のおすすめスーパー。韓国系の小売大手チェーンで、ホーチミン市内のショッピングモールの中に店舗が入っています。
Emartはとにかく敷地が広く(3haを超える)、スーパーマケットエリアでは生活必需品や生鮮食品からファッションまで幅広いアイテムを展開しています。
とにかく安くて圧倒的な品揃え、ランチタイムはお惣菜コーナーに行列ができるほどです。ママ友界隈でもここのスーパーをおすすめされることが多いです。
面白いなと思ったのが売られているお寿司が1貫ずつ個包装になっているんです!なんでこうなっているのかはわからないですが、衛生面的にはとても安心できますね。
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MegaMart
ベトナムのコストコと言われる超大型スーパー「MegaMart」。タイ資本のスーパーで、ベトナム国内にも多くの店舗展開をしています。飲食店やビジネスをしている人が食材や備品を大量購入するときなどにもよく活用されています。
ちなみにMegaMartでも、入り口にて従業員の方にカバンを渡して、結束バンドで閉めてもらうという独自ルールがあります。
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↑従業員さんにカバンを渡し
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↑こんな感じでしっかりと閉められます。笑
WinMart/WinMart+
畜産飼料、食品・飲料、鉱山採掘、金融事業などを手掛けるベトナムのマサングループが運営。最大の小売ネットワークを有し、全国のほぼ全ての省や都市に132店舗を超えるWinMart(スーパーマーケット)、3,000店舗近くのWinMart +(コンビニ)を展開しています。
真っ赤な看板がひときわ目立つWinMartは、日本の都心部に多いまいばすけっとのような小さなスーパーです。ベトナムでも日本と同じように、サクッと日々のお買い物ができるようなスーパーの需要が増えてきています。
ANNAM GOURMET
日本でいうと明治屋や紀伊國屋に近いANNAM GOURMET。マンションや高島屋の地下にある、高級志向のスーパーマーケットです。輸入食材も多く取り扱われています。お値段は少々高めですが、オーガニックやグルテンフリーなどの商品も多く取り扱われているため、食べ物に気を遣う方や、子どもがいるご家庭も安心して購入できます。
全体的に安いベトナムの生鮮食品
気になる生鮮食品のお値段ですが、全体的に日本よりも少し安いくらいのイメージです。
ホーチミンでは、日本の夏野菜(オクラ・きゅうり・なすなど)がとても安いです。
鶏肉もとても安く、鶏胸肉が100g=60円程度。しかも、めちゃくちゃ美味しいです。
豚も牛ももちろんありますが、安さとおいしさでいうと鶏肉が自分の中ではダントツです!豚や牛は、日本によくある薄切りやこま切れはあまりなく、基本的にはブロックで販売されています。パックされているものもありますが、その場でグラムを計って購入するスタイルが多いです。
お魚は、骨を残したぶつ切りで売っていることが多く、料理でもスープにしたりそのまま出てきたりすることが多いです。ベトナムでは魚を生で食べる文化はないので、この売り方でも買われるんですよね。
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日本で買うような生鮮食品は基本的にスーパーへ行けば何でも購入でき、さらに比較的安価なので、食事に関しては困ることはないかと思います。
コーヒーもお菓子もとにかく甘い!
ベトナムはコーヒー生産量世界2位なだけあって、コーヒー売り場がたくさんあるのですが、ベトナムコーヒー独特の甘いものが多く、ブラック(ベトナムではアメリカーノという)が飲みたいわたしはいつも困っています、、、笑
ブラックのアイスコーヒーだと思って買ったら希釈する液体かつ激甘だったということもありました。お菓子もそうなのですが、全体的に甘いものが多いです。
ここでスーパーで変えるおすすめのお菓子をご紹介します。
1歳半の娘も大好きな「Cest BON!」。色々なスーパーでよく見かけるこちらのお菓子は、見た目はカステラですが濃厚なチーズ味がクセになるお菓子です。ですが、とっても甘いので、娘には禁止にしました。笑
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ちなみに、ベトナムでは試食コーナーがとても多く、日本では試食コーナーで見かけない味の素やキユーピー、ヤクルトなど日本の大手企業がブースを作って頑張っています。
サッポロビールがブースを出していたので写真を撮ってきました。
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ビールはBEERではなく、BIRUなんですね!
こんな感じで、ベトナム進出した日本の企業も頑張っています!余談ですが、日本にはない650mlのロング缶もあります!
試食コーナーが頻繁にあるので、新しい商品を試すという意味ではとても便利です。
まとめ
今回、スーパーマーケットにまつわるお話しをしましたが、ベトナムならではの独自ルールをもつお店があるものの、お馴染みのAEONがあったり、基本的にはスーパーに行けば日本とさほど変わらず何でも揃ったりと生活に困ることはありません!日本よりも安価で買えるものが多いので、つい財布の紐も緩んでしまいがちですが、その分いろんなものを試せて楽しいです。
ということで、ベトナムで生活してみたい、ビジネスがしてみたい、スーパーではどんなものが揃えられるか現地視察をコーディネートしてほしい!という方がいれば、VACANCEにお気軽にお問い合わせください!
ではまた次回!Hẹn gặp lại
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