かつらいす

「とり文庫」vol.9

こんばんは、かつらいすです。 このたびは千原こはぎさん企画・発行のネットプリント「とり文庫」に参加させていただきました。 わたしは短歌の穴埋め問題をつくりました…

2020 吟行初め

冬の手に包む蘇鉄や朱を秘めて 船白し冬のジオラマ抜けてゆく 新年の新婦の羽根や港島 花札のおにのように真っ赤な橋だった。歩いて渡った。

10月19日

雨に雨に濡れたコスモス明日には真珠の粒が光っています 雨に濡れてオシロイバナも咲いている。夏の花のキョウチクトウはだんだんかすかになりながら、それでもまだ咲いて…

10月18日

たぶん、最初にその香りをかいだのは祖母の家の庭だった。その瞬間まで忘れているのに、その花の香りがすると、はっと思い出す。この香り、知ってる。目に見えるより先に香…

10月17日

蓮の葉の立ちあがったまま枯れているの、電柱を支えるワイヤーに絡みついて上のほうまで昇っていた蔓草が実をつけたまま枯れて茶色くなっているの、ランタナの花が夏の盛り…

10月16日

秋が深まっている。 ずんぐりと丸く、つやつやとしたアベマキの団栗がごろんごろんと転がって、柿の木は枝がたわむほどのたくさんの実を橙色に染めている。足元のしげみに…