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くも

僕は晴天が嫌いだ。
くも一つ無い、つまらない空

白くてふわふわの大きなくもが好き
大好きだけど、いくら手を伸ばしても届かない。

くも
少し目を離すとすぐに形を変える
気分屋な君
そんな君にふれたくて、精一杯手を伸ばす。

くも
こんな僕を包んでくれよ
そうしたら、雨と一緒に泣けるのに。


僕は、君に会えない晴天が嫌いだ。

でも、いくら出会っても
絶対に届かない。

空に向かって叫んだら、君に届くかな。
いつか飛べたら、君に届くかな。

くも
僕は君に触れたい

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