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『文学フリマ』に行こう!参加方法・持ちものなどのご紹介

今回はタイトル通り『文学フリマ』について。
参加する際に「こういうものがあった方がいいかも」というものと、わたしの出店ブースの紹介です。

という序文で始めたものの、告白しますが今回わたし自身が『文学フリマ』へ初参加となります。「初参加のあんたが何いうとるねん!」と、もっともな指摘については頭を下げるばかりですが、いわゆる同人誌即売会やデザフェスなどの展示会系イベントには何度か参加しているので、その経験を踏まえ綴りました。


◼️そもそも「文学フリマって、なに?」

文学フリマとは「作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会です」
※公式より引用
公式ページ▶︎https://bunfree.net

というわけで文学作品のフリーマーケット。ジャンルは多岐に渡り、小説・エッセイ・評論・短歌・研究などなど様々な文学・文章媒体作品が集まる場です。

◼️ちょっと興味あるかも、どこでやるの、やってるの?

東京・京都・広島・札幌・福岡など西から東の各地域で定期的に開催されているイベントです。
年内は2024年12月1日の『文学フリマ東京39』がラスト。
年明けは2024年1月19日『文学フリマ京都9』が初回となります。
そのほかのスケジュールはこちらから
▶︎文学フリマ開催スケジュール

◼️どんな本があるの?

年内ラストの開催となる『文学フリマ東京39』については、文学フリマのサイト『WEBカタログ』というページで、出店者の方々が当日持ち込む作品の紹介をしています。
https://c.bunfree.net/c/tokyo39

例えば、わたくし井上は【猫の額ほどの】という出店名となりますが
検索窓で「猫の額」や「井上」などのワードでヒットします。

行ってみようかな?と思う文学フリマのWEBカタログが公開されたら、事前チェックして参加するのももちろん。その場で出会った本をフィーリングで購入するのも、こういったイベントに参加する醍醐味の一つです。
またイベント当日に「試し読みコーナー」という場が設営されるようなので、そこで掘るのも一興だと思います。

その他、書き手の方々が普段使っているサービス(このnoteや、ピクシブなど)でも、イベント名『文学フリマ』『文学フリマ東京39』などと検索すれば作品告知が上がってっくると思うので検索してみましょう。

◼️当日参加するには?

まず、文学フリマに一般入場するには入場チケットが必要です。公式サイトから事前に購入しておきましょう。
※18歳以下無料 ※当日チケットの販売もあるようです
チケット▶︎https://bunfree.net/event/tokyo39/tokyo39_admission/

ちなみに一般入場に「一般」とつく意味。
お客さん・買い物するだけとして参加することを「一般参加」と呼称します。出店側で参加する方との、名称としての区分けですかね。

◼️さてチケットを用意したら 装備・持ちものは?

①フリーマーケットなので現金必須
多くの出店者は現金払いだと思います。みなさん個人参加が主だと思うので、なるべく千円札や小銭でのやり取りを!大きくお釣りを出さないのがベター。

②大きめのトートバッグ
買ったものをスッと入れやすいバッグがいいです、エコバッグなども◎

③名前がよくわからない、透明のプラスティックのあれ!
透明のアレ、「ステーショナリーケース」との名称だそう。
※持っているものを見たら「キャリーケース」とも書かれていました。
https://www.monotaro.com/g/01429774/

モノタロウのリンクを貼りましたが、100円ショップなどでも購入できます。
同人誌となるとA5サイズだったり、B5サイズだったりする反面、厚さがないため、そのままカバンに入れると、せっかくの本が曲がったり折れたりしてしまいます。そういったことを防ぐマストアイテム。
わたくし井上はいつもA4やA5サイズを持って参加してます。
※これあるとほんといいですよ
モノサイズのリンクも貼っておきます。

④クリアファイル2〜3枚
③で紹介したステーショナリーケースの欠点はややかさばること。そんなときにはお馴染みのクリアファイル。
出店者の中には、コピー本と呼ばれる簡易冊子を配布している方もいるはず。その際にささっと入れられる、クリアファイルがあるととても便利。
何かと使うので2〜3枚あると安心です。

⑤サコッシュ・ボディバッグ
財布の出し入れや、スマホをささっと出し入れする際に本当に便利。

⑥メモ・ペン
いきたいブースや気になる本をさっと書き留めておけるものがあると◎
スマホのメモ機能ももちろんありますが、バッテリー残量を気にすることもないので。

さて、持ち物としてはざっとこんな感じでしょうか?
 ・入場チケット
 ・現金・なるべく細かく
 ・ステーショナリーケースやクリアファイル
 ・トートバッグとサコッシュ
 ・番外編として、乾燥しそうなのでハンドクリームと、のど飴なども。

またイベント当日はたくさん歩きます。
東京ビッグサイトともなると、駅から展示ホールまで15〜20分は歩く歩く。もちろんホール内でも歩きます。ですので足元は断然スニーカーを押します。
いつぞやファビュラスな姉妹が、コミケに参加すると話題になった時も、ファンからスニーカーで来ることを強く押されていた思い出が。

◼️番外編 個人的なツボアイテム

※わたしには一銭も入りません
おすすめしたいのが『宝塚の観劇バッグ』。このバッグ、紙媒体のイベントにはめっぽう強いです。プログラムが入る大きさで作られていて、しかも自立するため床に気軽に置けます(両手が開くので、試し読みの際に便利)。

不織布ではないですが、軽くて気軽に使い倒せる生地で作られているのもポイント。
リンクのものは浅田次郎先生の『蒼穹の昴』が舞台化された際の観劇バッグですが、公演ごとに違ったデザインのものが出るので、ぜひ『宝塚 観劇バッグ』などと検索してみてください、もちろん通販できます。
宝塚の『蒼穹の昴』公演は名作でした。

◼️参加した後は

買った本を抱えてお家でゆっくり読書時間を。
公式で「#文学フリマで買った本」と、ハッシュタグ付きで紹介しようと謳っています。が、中にはSNS禁な本や書き手さんもいるかと思うので、注意事項があればなるべく添いたいものですね。

また手にして読んだら感想を送るのもぜひ。いただいたメッセージは、書き手としてとてもとてもありがたいものです。
とはいえ「何をどう送ればいいかわからない」という方も多いと思います。わたしも同じ経験がなん度もあります。感想を送る・伝えるって難しいですよね。
本を出している身としては、ズバリ「読んだ、よかった、また読みたい」(スリーY)だけで本当に嬉しいです。もちろん好きなセリフや、刺さった部分などを交えていただけると。書き手もふむふむと、自分の強みがわかったりするのでありがたいものです。
感想として何か送りたいけど、書くことに困ったら「面白かった、ここが良かった」くらいでOK。がしがしと、気軽に送ってみてください。
(※もちろん適度なマナーも)

◼️最後にわたし【井上うずら】の告知です・店名【猫の額ほどの】

さてお知らせさせてください。12月1日『文学フリマ東京39』に参加します。
2024年も残りわずかとなりました。12月はボーナスステージとはいえ早いものです、「暦の上ではディセンバー」が聞こえてきてしまいますね。

*詳細
開催日:2024/12/1(日)
場所:東京ビッグサイト 西3・4ホール
出展名:猫の額ほどの
ブース:す-30
ペンネーム:井上 うずら

*持ち込み作品
合同誌『ペインフル』
7年前に亡くなった母との「母娘の合同誌」をコンセプトに、母の漫画作品と私・井上が小説を書き本作となりました。

表紙もゼエゼエ息を切らしながら作りました

A5サイズ・全82ページ(小説部分2段組)
金額:1000円、漫画:32ページ、小説:39ページ
▶︎ 文学フリマWEBカタログ
https://c.bunfree.net/p/tokyo39/42128

【す-30】です!

冒頭に書いた通りわたしも初参加で、出店側としては「どないな心持ちでいればええんやろう??」と不安も多いですが、開場から終わりまでは在席する予定です。
わたしも他の出店者の本を物色したいので、不在の時間もありますが「◯時◯分に戻ります」などのメモ書きを残しておきます。

◼️おまけ 今日もかわいい愛猫

色々と不手際もあるかと思いますが、お越しいただければ幸いです。もうすぐ四十路の猫飼いなので、猫ばなしでも振っていただければ食いつきます。

今朝の愛猫、ニンゲンが飯を出し渋っているのではとご立腹

それでは急に冷え込んで来ましたが、当日まで体調など崩されませんようどうぞご自愛ください。それでは『文学フリマ東京39』でお会いできますように。

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