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引き寄せについて、心理士が考えてみた。

「引き寄せってあると思う?」

友人から尋ねられた言葉。

うーん…
あなたはどう思いますか?


私は
『あるって思ったら"ある"。むしろ、あるって思った方が、幸せに近づく』
と思ってます。


今日は、引き寄せについて、心理士の私がどう捉えているか?をお話ししたいと思います。


1.引き寄せって何?

引き寄せとは、
簡単に言うと、「自分が望むものを心に強く思い描くことで、それが現実に引き寄せられるという考え方」です。

世間では、ポジティブな出来事が起きた時によく「引き寄せが起きたっ!」って言ったりしますが、
実は、ネガティブな感情や思考状態の時も、ネガティブなものを引き寄せるとも言われています。

引き寄せの原型は、古代からの哲学や宗教の教えにも見られるらしいのですが、この引き寄せというワードを、世間に広めたのは、2006年に出版されたロンダ・バーン(Rhonda Byrne)の書籍『ザ・シークレット』という本です。

めちゃくちゃ売れましたよね、この本。

最近では、スピリチュアル、自己啓発、コーチング関連などでよく耳にするかな?と。

2.引き寄せが本当にあるかどうかは関係ない?

そんな引き寄せについて心理士の私がどう見てるかというと、
引き寄せは、幸せになるための一つのツールと思っています。

何かポジティブな出来事が起きた時に、
『”私が”引き寄せを起こした!!!』
と言葉に出すことで自分の幸福度を高めてくれるモノの一つ。

だから、自分が望んでた(気がすること)が起きた時は"自分が"引き寄せた!って思えばいいってこと。

どういうことかというと、私たちの身に起こることって、意外と偶然の要素が結構大きいらしいんです。

だから、
自分が強く望んでいたことや、
あわ〜く望んでいたこと
望んでないけどラッキーなこと…
が起きているのは、"偶然"であることも多い。必然かもしれんけど。

でも、その偶然か必然か確かめようのない出来事に、敢えて『引き寄せ』と名付けることに意味があると思っています。

人は、不確かなこと、状況って苦手です。
逆に、明確に自分がコントロールできてることが好き。
つまり、自己コントロールできてる状況は心地よく、気持ちいい!
→自己コントロール感が高い状況が多ければ多いほど、幸せを感じる時間は増えます。

つまり、"本当に"自分が引き寄せたかどうかわからんっ!て出来事で、自分が前々からなんとなく思ってて、起きると嬉しいことが起きたなら、
引き寄せと言う言葉の力を借りて、"自分が起こした"って捉えちゃえばいい。

そうやって、
幸せどこかに落ちてないかな〜って待つんじゃなくて、自分で自分の幸せを創ろうとすることが、更なる"引き寄せ"を起こすとも思うんです。

ちなみに、私は先日、本棚が崩壊しまして…
本が大量にバラバラ落ちてきたから、汗だくで片付けてたら、本に挟んだ1000円見つけました!笑
そういえば、今月、旅行に行って出費が多いから、「お金増えないかな〜」って思ってたんです。
めちゃくちゃラッキー!

あ、私、引き寄せてる!

こじつけ?こじつけていいんです。

日常の中に落ちてる小さな幸せに気づき、"引き寄せ"と名付けて、自分の幸せを自分で創ってみる。

最近、あなたにはどんな引き寄せが起きましたか?

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

言語化で大切なのはアウトプットです。
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きっと、思ってもみない自分の新たな考えに出会えるはず✨

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