人は簡単に死ぬから、私は好きを伝え続ける
私は、人にものすごく「好き」を伝える。
おそらく自分の中に感情をしまっておくのが苦手なタイプなので、好きと思ったら友達、家族、先生、どんなジャンルの人でも伝えていた。
中学生の時に好きだった先生がいたのだが、私がその先生を好きなことは学年中に知れ渡っていた。好きがだだ漏れなので、よく公開片思いになる。
まわりの友達には「そんなに好きって言ったら、好きが軽くなるよ」と頻繁に言われていた。「そうなのかな、そんなものなのかな、」と子どもながらに理解はできるが腑に落ちない感情を持っていた。
私は、友達が3人死んでいる。
亡くなった友達が3人、は多いか少ないか分からないけど、私の人生観には大きく深く刺さったままだ。忘れられないし、忘れたくないのでちょうどいい。
そんな状況に居合わす度に、楽しかった思い出がたくさん蘇ってきてつらくてつらくて仕方がないけど、なぜかそこまで「後悔」という感情が出てこない。
それは私が亡くなった人たちに、これでもかと言うほど「好き」を伝えてきているからだ。
あの世があるかなんて知らないし、故人に感情が残るかも分からないけど、もし亡くなったあと、私のことを思い出してもらえる機会があるのなら「ああ、あいつにすごく好かれてたな」と思ってもらえると思う。
もし自分が死んだ時のことを考えると、自分が好きな人達には嫌ってほど「好き」を伝えているので、そこまで後悔もしないと思う。
私も、あなたもいつ死ぬなんて分からない。
なので、私は今日も「好き」を伝える。
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後日書いた、本当にあった嘘のような話 ↓
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