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適応障害の前、心が限界に達しているサインとは

ご覧いただきありがとうございます。
『Uyuyu。』と申します。
僕はこれまで『適応障害』を3度経験しました。

僕の記事は『適応障害』という心の病気について、『僕の体験談』を基にしながらまとめています。
最近『適応障害』と診断された方にはもちろん、『適応障害』ってそもそも何?どういう病気なの?といった疑問をお持ちの方にも、お悩み解決の一助になればと思い、執筆させていただきました。


適応障害になる前の話。心が限界に達しているサインとは

①心が限界に達していた3つのサイン

心は叫びたがっていた、のかもしれない。

僕が適応障害を発症したのは7月の頭でした。今思えば、6月、5月と身体的、精神的に不可解な変調がありました。まあ、僕自身2回も経験しているので、分かっていてなぜこうなったかな・・・という感じですが。(笑)

・業務中、無意識に涙がこぼれ落ちる
何も悲しくなんかないんです。感動してもいないんです。
悔しくて泣いているわけでもない。
ただただ、業務をしていると、ふと涙がこぼれてくるのです。
恐らく、日頃の感情を抑えていた蓋が、閉まらなくなってしまったんでしょうね。

・物忘れが激しくなる
指示されたことを一瞬で忘れます。何かメモ書きしていない限りは二度と思い出せません。ちなみにこれ、老化とか関係ありません。
頭が疲れ切っているから、起こるんです。
特に、お客様からの質問への回答に関しては、メモを取れない状況で聞いていると忘れるのでその後が地獄でした。
僕は1回目、2回目にその経験をしていたので、何が何でもすぐに紙かスマホにメモすることで防いでいました。

・主に出勤前、仕事中に吐き気がする
胃が痛い、ではなくて僕の場合は胃酸が逆流するような吐き気が度々ありました。特にクレーム処理に向かう前が一番ひどかったですね。
吐き気を伴ってくると、食欲もめっちゃ減少します。何も食べたくない、というか食欲が湧かないので昼飯抜くことが多かったですね。
栄養不足も相まって、心に負担がかかってしまっていたのかもしれません。

②なぜ心の限界に達したのか

限界に達したらもう、戻れないんです。

心の限界になぜ達してしまったのか。
僕の見解では『短期間にクレームが集中しすぎてしまったから』だと考えています。

まず僕の心は『怒鳴られる』『強い言葉で否定される』ことに対して、非常に弱いです。マジで怒られるのがめちゃくちゃ嫌いです。
特に、自分に責任が無いものについて怒鳴られることがたまらなく嫌いだ。
僕はそういう時、ムカつく気持ちを抑え、冷静に『じゃあどうしますか?』と必ず今後の話をするようにしています。事を荒立てないように、自分の感情は表に出さず、噛みつぶしていました。

そんな事案が短期間に集中してしまった。それが今回の一番の原因でしょう。1個1個、大して気にしていなかったとしても、心は素直にダメージを受けてしまっていたようですね。

③適応障害と自律神経の話

自律神経について理解を深めることは健康の一助となります。

このセクションでは医学的な話になります。
自身の症状について調べたり、受診した病院で聞いたりした結果なので、もしかすると『適応障害』以外でも『うつ病』『新型うつ』にも共通する事項かもしれません。
・業務中、無意識に涙がこぼれ落ちる
・物忘れが激しくなる
・主に出勤前、仕事中に吐き気がする
この3つのサインは、自律神経が乱れに乱れてしまっているから起こってしまう現象なのだそうです。
ちなみに、僕が処方してもらっているお薬も自律神経を整える薬です。

自律神経とは『交感神経』と『副交感神経』から成り立っており、その2つの神経が常にバランスをお互いに取りながら、身体の調子がベストに保たれるように働き続ける神経系です。
ですが、何らかの要因(強いストレスや生活習慣など)でこのバランスが乱れると、僕が経験した3つのサインだけでなく頭痛や肩こり、動悸など様々な症状が現れてきます。
そしてその強い要因が続いてしまった結果、自律神経のバランスが乱れに乱れて元通りになりにくくなってしまった、そうなると『適応障害』や『自律神経失調症』といった病気を発症する訳です。

④経験を通じて伝えたいこと

自分の一番の理解者は、自分です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
個人的見解もありますが、僕が経験した適応障害はこのようにして発症したのではないか、と理解しています。

もし3つのサインに気付いていたころに戻れるのであれば、私は自分にこう伝えたい。
『思ったことは、相手に必ず伝えろ。関係が破綻してもいいから必ずだ!』
『感動する映画・アニメでも見て感情を吐き出せ!』
『飲み会で疲れたりしたとか、どんな理由でもいいから有給休暇を取れ!』
特に『思ったことは我慢せずに相手に意見する』ことは復帰後、取り組んでいきたいと思う。これは僕の至上命題だ。

僕は、こんな世の中に、負けてなんかいられない。

2023年8月15日
Uyuyu。

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