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#5 他部署を巻き込んだ仕事をするコツ

今日は「人を巻き込んだ仕事をするコツ」についてお伝えしたいと思います。

前回、こちらの記事で書いたように、1つの商品を発売するまでに、いろいろな部署の人と関わって仕事をしています。

「商品企画」→「レシピ開発」→「工場移管準備」→「パッケージ開発」→「消費者調査」→「表示作成」→「工場移管」→「工場生産」→「営業活動」→「発売」

そんな僕が、どうやって他部署の協力を得ながら仕事を進めてきたかをお話したいと思います。


僕が心がけていたことは下記の2つです。

①なにか進捗があったらすぐに連絡を入れる
②お礼を忘れない

それでは、ご説明させていただきます。


「変更など進捗があったらすぐに連絡を入れる」

例えばですが、アイスに濃いチョコレートソースを使いたい。工場で生産できそうか?という相談を生産部の鈴木課長に相談していたとします。

鈴木課長は、部下を集め、この件について様々な面から検証を進めてくれます。

しかし、あるタイミングで「濃いソースではなく、チョコクッキーに変えた方がいいのではないか?アンケートを取ろう」という話が開発部内で出ました。


さてあなたはどうするでしょうか?

①変更することが確定してから、鈴木課長に伝える

②この時点で、ソースではなく、クッキーに変わる可能性が出てきたと伝えておく。


僕の行動は②をほぼ毎回取っていました。

なぜかというと、進捗があった時点で話をしなければ、鈴木課長が取り組んだ時間が無駄になる可能性があるからです。

誰でも取り組んだことが無駄になってしまうことは、悲しい気持ちになります。

この1件に関しては、鈴木課長もしょうがないか。と割り切ってくれるかもしれません。しかし、これが続くとどうでしょうか?

これは「協力したくない」と思わせてしまう原因の一つになると思います。


商品開発をやっていると、1日1日状況が変わり、情報が変わっていきます。

忙しいからといって、他部署の方への連絡が不十分だと「聞いていない」などの話になり、話がどんどん難しくなってきます。

「逆に進捗をすぐに教えてくれる人」という認識をしてくれるようになると、仮に変更になったとしても、いやな顔せず受け入れてくれる人が多いです。

「連絡を密に取る」これが遠回りのようで、とても重要なことです。


「お礼を忘れない」

「ありがとうございました。」

この一言はとても大事な言葉だと思います。

僕ら商品開発者は1人の力では商品を発売することはできません。

何かしらの部分で協力して頂いています。

そのため、僕と関わった方にはお礼をいうことを心がけていました。

特に製造現場で難易度が高い商品を担当したときは、朝から夜まで現場で一緒に立ち合いをしてもらいました。

なかなか進まない状況に何度も怒られたことがあります。

そんな日でも、最後にお礼を言ってから帰る。

それだけで、「お疲れ様!また頑張ろう!」と声をかけてくれることが多かったです。

感謝をされて嫌な思いをする人はいないかと思います。

是非!試してみてください。


「最後に」

本日も貴重なお時間ありがとうございました!

何か聞いてみたいこと、疑問点、励ましの言葉、なんでもコメント頂けると幸いです。

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