見出し画像

雷の音って怖い

小学生のころ、雷の音が怖すぎて上級生に泣きついた記憶があります。ゴロゴロ…の地響きのような低音が、生命の危機を脅かす音に聞こえるんですよね。
同じく小学生のころ、ある時を境に雷が怖くなくなりました。「雷ってカッコいいぃぃ!」と目覚めた時期がありました。小学生あるあるだと思います。

そのきっかけとなったのは、「モンスターハンター」に登場する「ジンオウガ」というモンスターに惚れた時です。
このジンオウガというモンスターは、電気を扱うだけなので、雷を扱えるという訳ではありません。このモンスターが初登場したシリーズの序盤の映像にて、雷雨の中で遠吠えしているシーンがあります。あと、シンプルに見た目がカッコいい!狼の姿に雷(電気)を扱うモンスターなんて、惚れるに決まっている……。

このジンオウガに惚れたときから、空から雷の音が聴こえてきたら、「あぁぁ、ジンオウガがいる!」とテンションが上がるようになりました(笑) 単純ですね。
ジンオウガと登場作品が同じな「アマツマガツチ」というモンスターもいます。こやつは、ただ空を舞うだけで嵐を引き起こします。大雨に強風、そして雷。そこに棲まう生物たちを、他の場所へと追いやるほどの悪天候をもたらします。端的に言えば、「歩く災害」。

こんなもの、好きになるに決まってるッッッ!

このジンオウガとアマツマガツチという存在によって、雨と雷が好きになりました。というか、いまでも雷の音が聴こえたら「ジンオウガ」を連想しますし、大雨(最近だとゲリラ豪雨も)になれば「アマツマガツチ」を連想します。

……とはいえ、いまでは雷の音が怖く感じます。ゲリラ豪雨を経験したことがなかったためか、あまり雷の音を聴いてこないで生きていました。
就職を機に上京して2年目にして、都会特有のゲリラ豪雨を味わっています。去年はゲリラ豪雨というか、梅雨もなかった気がします。

ひっさしぶりに雷の音と稲光を体験しましたが、本能で危険を察知するもんですね。
雷にうたれる確率なんて、宝くじに当たる確率より低いでしょうが、怖いもんは怖い!理屈ではなく本能で生命の危機を感じます。いやまぁ、雷がカッコいいと感じる幼心は残っていますけど……

雷、強いては電気の怖さは、本能に訴えかけてきます。文字どおり、心臓に悪い。
だけど、その心臓に悪い電気で鼓動が回復することもありますから、味方なのか敵なのか。雷耐性を積めれば怖くないんですけど、全身がゴムになる実を食べるか、電気ねずみを肩に乗せるかしないと雷を克服できないです。

よろしければ、サポートをお願いします。書籍など、経験が積めるものに使います。その経験を、記事にして共有します!!