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出版社ごとの特色を掴みたい

パッと見で出版社が分かることがありませんか?

岩波文庫とか新潮文庫とか、いろいろな出版社から出ていて、その出版社の特色が装丁に現れている。

特色を掴みたいと思ったきっかけは、なんとなく知れてたらいいなとフワッと思ったからです。ようは、中身のない動機です。

元来書店を徘徊するのが趣味で、ふつーに2〜3時間滞在できます。たぶん書店員さんには、「まだあの人いるわぁ……」と引かれています。

そんな訳で書店の棚を凝視するんですが、一番上の棚に書いてある〇〇文庫の文字とよく出会います。ラベルを見てからどこの出版社の棚なのかを判断したり、その逆で、棚にある本から出版社を予測してからラベルを見たりします。

当たった外れたを繰り返すうちに、言語化できないレベルで出版社がわかるようになってきました。感覚的というか直感的というか、ただの勘なのか。雰囲気で分かっている感じです。
果たして、これで分かるようになってきた、と言えるのかは疑義を呈すところですが……。

だけど、なんとなく特色を掴みたいという純粋な好奇心だけで、ここまで知りたくなったとは思えないんです。

薄汚れた背景があると思うんです。

それはたぶん、出版社の特色を知っている状態に酔いしれたいというナルシズム。

だから、知識欲から発せられる動機で動くのとは、低次元の行動のように感じられます。

あくまで自分軸の中での話ですし、低次元だろうがなんだろうが、自分の中のから湧き上がった欲求に従いたいです。もしかしたら、この動機を言語化することができたら、低次元が精錬されて高尚な動機になるやもしれません。さながら、泥だんごも磨けば光沢を帯びるように。

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