メルカリを使いこなせる？

購入者としては、度々お世話になっているフリマアプリ「メルカリ」。フリマーケットがネットというプラットフォームに移ったことで、より誰でも・気軽に売買ができるようになりました。

ちなみにフリマの思い出は、幼稚園生のとき、産まれて初めて値切ったこと。ほしい本を見つけたのですが、お金が足りなかったので、そのとき所有していた有り金すべてで購入しました(笑) おそらく、買えないのが分かって泣いた様子を見かねて、値切ってくれたのだと思います。あのとき値切ってくれた方、ありがとうございました。

節約術や断捨離として使用されている「メルカリ」。このアプリ、というかフリマアプリ全般に言えますが、販売に回るのは結構難しい。
手順がめんどくさい、の一言に尽きます。超めんどくさがり屋の自分にとって、あの手続きの多さは、うげぇとなります。
写真撮って、説明書いて、購入希望者と連絡して、購入者と連絡して、梱包して発送して……。拷問かな？

こんなめんどくさい手間をかけるより、中古品買取店に行って売ったほうがラクでいい！金額は、フリマアプリで売ったほうが高いんでしょうが、それよりもめんどくさいが勝つ。
梱包材とかを買うのもめんどくさい。あと、配送料の細かい規定もめんどくさい。調べたら分かるけど、そこまでして売りたいか？と思い留まって数年が経っています。

だからこそ、出品者の方々には、感謝しかないです。手間をかけて出品してくれて、ありがとう！！の気持ち。めんどくさがり屋からしたら、マジでようやれるなぁ……と感心します。

本１冊を売るのと、フィギア１体を売るのが同じ手間と労力がかかるのって、言葉が悪いですが、なぁーんか割に合ってない気がします。
違いは、必要となる梱包材の量とそれに伴う費用の増加、ダメ押しに配送料の増加。やっぱり、そこまでして売りたいとは思えません……。泣く泣くフィギアを売る状況にならない限り、売らないですね。絶対に処分するという選択肢はない！！
けど、結局買取店に持ち込むのが、１番ラクだと思いますが……。

フリマ会場がネットに移ったことで、商いの敷居が下がったのは明白です。特別な商品を持たなくても、誰でも売り手になれるのに加えて、フリマ会場まで足を運ぶ必要がなくなったからです。
その一方で、販売までに係る一連の作業が求められます。これがリアルのフリマだったら、過度な梱包や運送などをしなくていい。現物どーぉん、売れたら手渡しでTHE ENDです。

フリマアプリがもたらしたのは、会場まで足を運ぶ労力の削減のみで、かえって売り手の負担を増やしているのではないでしょうか。