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2021年 HSPのわたしが、「わたしのため」にやりたいこと①

2020年を振り返って…

2020年は誰にとってもきっと変化の1年だったと思う。

わたしも例外ではなくて、コロナで生活が変わったのと同時期に、転職して養護教諭(保健室の先生)になった。
「頑張らなきゃ!」「乗り越えないと!」を続けるうちに心と体の体調のバランスが崩れていくのがわかった。

頑張るのも乗り越えなきゃいけないのも、誰かのためで、いつの間にか自分のことはおざなりになっていた気がする。
2021年は「自分のために」頑張れる自分になろうと思っている

自分のために、本当に自分がしたいことをして、行きたいところに行って、一緒に過ごしたい人と過ごす。自分に正直に。

そんな決意をこの記事にこめて書いていきます🌸

1.HSPでもHSPじゃなくても、より生きづらさを感じた1年

先述したとおり、2020年に何の変化もなかった人はいないと思う。

コロナが日本にもやってきて、大変な状況が思ったよりもずっと長く続いて。
外出自粛、楽しみの延期や中止、感染症への不安…神経質になって、周りを気にして、みんなが自分を抑えてきた。

そんな2020年の1年間で、
HSP(Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)が広く知られるようになって注目された気がする。

わたしは、これはコロナの影響もあるんじゃないかなって思う。


HSPは先天的な気質と言われている。

でも、こんな状況だもん。
みんな生きづらさを感じる1年だったのは間違いないと思う。

「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」が、より敏感になって生きづらさを感じる場面も増えただろうし、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」でない人も生きづらさを感じる場面は感じたはず。

そんな中で、HSPということばが浸透したり、HSPについて書かれた本が沢山読まれたりしたのは当たり前と言えば当たり前のような気がする。

コロナの中で感じた辛さや生きづらさを緩和するためだったり、今の辛さや生きづらさがHSPが原因である可能性を感じてそれを排除するためだったり。

人それぞれだろうけど、2020年の間に
「自分はHSP(繊細、神経質)かも…」と感じた人は多いはず。


2.しんどさとその理由を考えてみた

わたしは、もともと自分自身がHSPである自覚があったし、それを受け入れていた。

それなのに、今年に入ってからは
「わたしってこんなに神経質だったけ」
「こんなちょっとしたことでしんどくなるなんて」
「なんでわたしはこんなに弱いんだろう」
みたいに自分の繊細さを感じることが増えたし、みんなと同じようにできない自分がダメな人間に感じてしんどかった。

【2020年特にしんどかったことと、その理由の考察】

①仕事に行くための朝早起き

勤務開始時間が早かった。リスクマネジメントしすぎて、必要以上に早起きして相当時間に余裕がないと心配になる。毎日寝る前から明日が不安で眠れないか、胃痛などの体調不良が起きる。
早起き自体より、早起きしなければという強迫観念のようなものがしんどかったのかもしれない。毎日、家に帰っても仕事のことしか考えられなかったし、今日も体調が悪くなるかもしれないと思うとそれだけでストレスだった。

②通勤電車
もともと、電車などの混雑した空間にいることが得意ではなかった。毎日、通勤するだけで体力を使い果たし、勤務開始前からヘトヘトだった。
早起きすることで精一杯で体調不良になった状態で、コロナの感染が心配になる朝の満員電車に乗るルーティーンが、気づいたら恐怖になっていた。
体調の悪い状態で苦手な電車に乗らなければいけない。通勤前から体力を使い果たす毎日を過ごさなければいけないことが、早起きの強迫観念と合わさってストレスを通り越して恐怖になってしまった気がする。

③職場の人間関係

職場では基本的に1人か2人で仕事をしていた。1人の時は、自分のタイミングで仕事ができるので、仕事量が多くてもそんなに苦痛に感じなかった。
どちらかがやらなければいけない仕事などは、余裕を持ってやっておきたいわたしが基本的にやることになり、必然的に仕事量はわたしが多くなっていた。それが当たり前になっていた。
気を遣ってしまうことや、わたしがしなければという責任感が重圧になり、なんでこんなこともやってくれないのかという不満も溜まっていたこと。自分のタイミングで仕事ができないことが、人間関係をより悪化させてしまったような気がする。

④勤務日数
日曜祝日以外の平日と土曜は絶対。日曜も仕事がある時があり、月に平均4日〜6日程度。
仕事がある日は、仕事以外のことをする余裕がなく、家事ややらなければいけないことはほとんど夫まかせか放置状態になっていた。休みの日も次の日の仕事のことを考えると、体調不良になるか、ならなくても動く気になれなかった。
家事ややらないといけないことが夫まかせになっているかできていないことで、自分はもっと頑張らなければいけないのに全然頑張れない悔しさと自分の容量の少なさを実感して自分を責める結果になっていた。休みが少ないことやコロナで自由に出かけられないことも、休みの日にリフレッシュして仕事ができなかった理由のような気がする。

こうやってまとめてみると、しんどかったのは仕事関係のことが大半を占めていた。
コロナで仕事内容や休日の過ごし方も例年とは違うものになっていて、常に緊張の糸を張り続けていた気がする。

家では、夫に支えられっぱなしだったなぁ。
支えてくれる夫への感謝はここでは書ききれない。


3.自分が自分らしく頑張るために必要なこと

2021年、コロナでの影響はまだまだ続くことを想定すると、わたしは仕事や普段の過ごし方を変えなければいけないなと感じている。

仕事だけでいうと
・時間に余裕を持って、自分のペースでできること
・移動は極力少ない方が良い
・仕事以外の自分の時間や家のことを落ち着いてできる時間を多めに確保できること

この3つが仕事を続けていく最低条件だと思う。
その条件でできる自分が楽しめる仕事は、一旦休憩期間を作ってでも、ゆっくり探していこうと思う。

次の記事では、自分が仕事以外でやりたいこと、叶えたいことを決意をこめて書いていきます。

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