自己の多元性❷

この記事の続きである。

人間とは、非常に多彩な生き物だ。

安定して不安定であるがゆえに、彼らは二十面相のごとく表情を豊かにする。

子ども

思えば、子供のときから私たちは「一人」であった、わけではない。

ごっこ遊びなんかその最たる例である。

憧れのヒーロー、大好きな人、面白くて真似したくなる先生

こどもは、あたかもそのように振る舞う。

これも、自己の多元性なのだろう。

憧れる

ということは、「憧れる」という思いは、非常に特殊なものなのだと思う。

人間が最初から「一人」に固定されていたら、憧れたりはしないだろう。

自分が不安定であるからこそ、子供たちは誰かに憧れるのかもしれない


こんな人になりたい

そう思っている時点で、あなたはもう「一人」ではない

「憧れ」は、人間にしかできない。どんどん憧れてみても、いいんじゃなんか?

今日も大学生は惟っている。

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