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人類が本当に協力するには、より痛い目を見なければいけないのか:パシフィック・リム

「パシフィック・リム」という映画をご存知でしょうか。

ギレルモ・デル・トロが、監督を務めた、王道の「ロボット映画」。ロボット好きなら、是非鑑賞して頂きたいところ。

※さて、ここから少し内容の暴露が入ってしまうので、注意してください。


この「パシフィック・リム」という映画では、人類が前代未聞の窮地に追いやられます。

さて、そこで人類は一体どんな行動を取ると思いますか?








協力するんですよ。

当たり前のことかもしれませんが、それは本当にそうでしょうか。人類は、感染症以上に、人類を脅かす、わっかり易い脅威が出現してから(映画の話ですけど)協力するようになっているんです。

怪獣という、空想の産物だと思っていた、巨大な脅威が現れて初めて、人類の叡智を結集させて、「イェーガー」を造り上げたんです。

ここから分かること、それは人類が団結するためには、圧倒的な「共通の敵」が必要だということです。

これは人間関係においても一緒です。悪者を一人だけでもいいので作り出せば、周りは自然と団結していくのです。

人間が団結するには、(なんでもいいので)「敵」が必要になります。解り易い二項対立に縛られるのは、スキではないのですが。もし、人類が、真の意味で、団結するためには、世界を滅ぼし得るほどの、より強力な、狡猾で、悪辣な「敵」が必要になります。

もしかすれば、コロナウイルスは、まだまだの序の口のレベル「敵」なのかもしれません。(内実は、全然序の口ではないですけどね。)

しかし、明確な敵が無い状態で、人類がどのように協力すればいいのでしょうか。解り易い敵ほど、人間を団結させてくれるものは、そうそうない様に思われますが。


さて、あなたは何が得策だと思いますか?



今日も大学生は惟っている。


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